今日もお立ち寄り有難うございます。
「チュチェ思想」ってなぁに?と思われる方が多いのではないでしょうか。
「そんなの、興味ないわ」と思っていらっしゃる方もおられると思いますが、この、いわゆる北朝鮮発祥の“カルト宗教”が韓国中で席巻し、ついには韓国中が「親北、反日」という事態になっているのです。
私は、常々、韓国が北朝鮮に、沖縄が韓国にそっくりだなと思ってました。
皆さんも、同じように感じたことはありませんか?
※以下の画像は「朝鮮総連」の機関紙「朝鮮新報」より拾いました。
※各地で開かれる「チュチェ思想研究会」
それでは、「チュチェ思想」とは何か?
なぜ、そのようなカルト宗教的な思想が生まれたのかを一緒に学んでいきましょう。
チュチェ思想の押し付け
総連の幹部は共産主義だと思っている日本人が多いが、彼らは共産主義ではない。
確かに結成当時は共産主義者が組織の幹部であったが、1970年代頃からは違う。
それは朝鮮総連自身が、そのように宣言しているのだから間違いないことである。
彼らは自分たちを金日成主義者と名乗っている。
共産主義と金日成主義は違うのか? それは全く違う思想である。
共産主義はマルクス・エンゲルス・レーニンの思想を継ぐ思想体系を持っているが、金日成主義はそのような思想体系とは違った、金日成によって唱えられた「主体(チュチェ)思想」をその思想的基盤にしている。
(中略)
1967年ごろまで総連の性格を決定していた基本的な思想は共産主義思想であったが、それが1967年6月、朝鮮労働党中央委員会第4期16次全員会議でチュチェ思想を党の唯一思想体系と決定した後、総連組織にもその決定が伝達され、組織内学習を通じて総連の指導思想はチュチェ思想一辺倒に変わっていった。
この転換期のチュチェ思想の学習会は、北朝鮮から送られてきた講義案を講師が読み上げるだけで、講師も内容が良く理解できず困惑を隠しきれないでいた。
学習会の初期、チュチェ思想は共産主義思想に基礎を置き、それを発展させた思想と説明されていた。
だが、いつのまにか「チュチェ思想はマルクス・レーニン主義を継承しながら、根本原理からその枠を超えた新しい思想である」
「チュチェ思想は自己に固有な世界観を持ち、それにもとづいて展開された革命思想である」
とチュチェ思想は共産主義とは違った「根本思想」をもつ金日成によって練り上げられた思想と説明されるようになった。
その思想を金日成は、「主体思想とは一言でいえば革命と建設の主人公は人民大衆であり、革命と建設を推進する力も人民大衆にあるという思想です」と述べています。
しかし、その理論的な筋道が幼稚すぎて、幼稚さをごまかすため、権力に媚びた御用学者がいろんな「理論」的粉飾を施すものだから、チュチェ思想というのは「金日成の命令は絶対だ!」との内容以外は、誰も理解できない「理論」になっていった。
1973年2月、金日成によってチュチェ思想を唯一の指導体系とする金日成主義は高らかにその誕生が宣言された。
総連機関紙「朝鮮新報」は「1973年2月、栄光の党中央(金正日をさす言葉)は偉大な首領金日成元帥さまの革命思想を敬愛する首領さまの尊貴な名前と結びつけ、永世不滅の金日成主義を厳かに宣布なされた」と報じている…
(中略)
問題は、なぜ1970年代初頭に、北朝鮮が国家の指導理念として共産主義思想を捨て、金日成主義の旗を掲げなければならなかったということである。
国際関係の中で中ソの対立、中国での文化大革命と紅衛兵による金日成修正主義打倒運動、対韓国工作の先鋭化などの要素が複雑に絡まっているのだが、その最大の要素は後継者問題であった。
金日成は息子の金正日を後継者に指名したかったが、マルクス・レーニン主義の立場にたつ限り、権力の世襲は理論的に成り立たない。 そこで権力の世襲を正当化するためにはマルクス・レーニン主義の立場を捨て、権力の世襲に都合のよい理論「金日成主義」を作り上げ、国家を支える理論としたのである。
生活費を組織から支給されている活動家がサラリーマン化し、事なかれ主義に終始したことも朝鮮総連の変質を促進させたが、組織の変質に最大の貢献をしたのは「学習組」である。
そこでの「学習」と「自己批判」を通じて、金日成主義を受け入れざるをえなくしたのだ。 その過程で、チュチェ思想に異議を唱えたり、馴染めない人たちは総連組織から排除され離脱していった。
そして韓徳銖は1974年2月の第10回全体大会で「チュチェ思想に反するあらゆる不健全な思想に反対して強く戦わなければなりません」とこれまでの総連の綱領に掲げられている思想、信仰、言論の自由の旗印をいとも簡単に消滅させてしまった。
しかし、その言動に対する組織内の批判の声は皆無であった。
捏造される金日成神話
総連組織を金日成主義者に変質させていく過程で、金日成を神格化、神聖化するため、もうひとつの虚構が作り上げられていったのである。
それは北朝鮮で徹底された、近代朝鮮革命が全て金日成の指導で遂行されたという神話の押し付けであった。
教祖様には神話が必要という事なのであろう。 以下略
それにしても、日本の大新聞「朝日新聞」、大学教授達、左翼政治家たちが礼賛し、今や北朝鮮の現実も見えているはずなのに、どうしていまだに神話を信じているんだろうと、不思議やら怖ろしいやら、腹立たしいやらですね。
日本政府は「チュチェ思想」を「オウム真理教」のように、「カルト宗教」という位置づけにするべきだと思います。
※朝鮮総連機関紙「朝鮮新報」より
>主催者を代表し、金日成・金正日主義研究全国連絡会代表世話人の佐久川政一・沖縄大学名誉教授が挨拶を行なった。 佐久川名誉教授は、今年もチュチェ思想の研究普及活動を進めていき、日本の自主・平和の活動と世界の自主化の動きに刺激を与えていこうと参加者に呼びかけた。
来賓としてあいさつを述べた尾上健一・チュチェ思想国際研究事務局長は、社会主義の正当性、社会主義勝利の必然性は依然として変わっていないとしながら、最後には必ず勝利するという信念を持って、平和の中で自主的に生きていくことをめざす正当なたたかいをこれからも推し進めていこうと述べた。 以下略
佐久川政一元教授が沖縄大学で、カルト宗教(チュチェ思想)を学生達に広め、洗脳していったのかと思うと、怖ろしい話ですよね。
また、ウイキペディアによると、尾上健一氏は元中核派の活動家だったそうです。
会長:田代菊雄(ノートルダム清心女子大学人間生活学部教授)、
副会長:大峰勝(連合高知副事務局長・高知県日朝友好促進協会事務局長)
・結城久(全国建設運輸連帯労働組合関西地区生コン阪南地区統括責任者)
・新里正武(朝鮮社会主義研究会事務局長・沖縄社会大衆党中央執行委員)
事務局長:植木正治(東京都公立学校教職組合渋谷区教職員組合委員長)
「金日成、金正日主義」に連合、関西生コン、大衆党、日教組が集結しているってことは…立憲民主党の支持母体が揃っているってことじゃないですか!
立憲民主党の辻元清美議員は関西生コンと繋がりがあるのということですので、ぜひ、この辺の話を聞いてみたいものですね!
「チュチェ思想」についてのお話はまだ続きがありますが、長くなりましたので次回へとさせていただきます。
最後まで長文にお付き合いくださいまして有難うございます。
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