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時事ドットコム 2018．3.27
野党、佐川氏証言を一斉批判＝昭恵氏喚問へ圧力強め
主要野党は27日、証人喚問に応じた佐川宣寿前国税庁長官が学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざんへの首相官邸の指示などを否定しながら、自らの関与の有無は証言を否定したことに関し「大きな矛盾」などと一斉に批判した。
各党は「疑惑は深まった」として、安倍晋三首相夫人の昭恵氏らの喚問圧力を強める構えだ。
「疑惑の火の粉が広がった。さらに燃え盛っていくのではないか」。立憲民主党の辻元清美国対委員長は27日の党代議士会で、今後も真相究明に全力を挙げる方針を表明した。
（中略）
希望の党の玉木雄一郎代表は記者会見で「首相や周辺に対する忖度（そんたく）が問題になった議案にもかかわらず、非常に忖度に満ちあふれた証人喚問だった」と厳しく批判した。
共産党の志位和夫委員長は記者会見で「自分が関与していないのに、『首相、官邸の指示がなかった』と、どうして言えるのか。その根拠を示すことができなかった。
以下略
(。´・ω・)ん?
佐川氏の証人喚問を要請したのは野党側でしたよね。
それで、佐川氏が「首相夫妻、官邸の圧力はなかった」と明言したのに、「さらに疑惑が深った」という根拠は何なのでしょうか？
志位氏の「自分が関与していないのに」と言った発言ですが、関与していないのだから、首相夫妻や官邸から圧力がかかるはずがないのは当たり前のこと。
玉木氏は、初めから「忖度ありき」と考えているわけですから、「忖度があった」とする根拠を玉木氏サイドで示すべきです。
辻元氏の「疑惑が深まった」ですが、逆に森友学園建設用地の隣の野田中央公園が実質9８・５％もの値下げになっていることに関与しているとされる辻元氏の疑惑の方が深まったような気がするのですが、いかがでしょうか？
今回の野党による、佐川氏の証人喚問は共産主義者の「自己批判」のように見えてなりません。
自己批判（じこひはん）とは、自分の「誤り」を「自発的」に公開の場で自分自身を批判する事である。
各国の共産党や当初の武装革命を支持した革新組織などで行われ、日本では自己批判に加えて、集団で糾弾して吊るし上げることを総括と呼ばれた。
ソ連で誕生し、その後共産主義国家・各国共産主義を掲げる組織の主流派によって、所属を問わず分派言動など反党行為をしたと見なした人物らへ行わされた行為。
党員だった場合は組織からの除名処分、軽い自己批判のみで済む場合もあるが、場合によって自己批判させられた後に粛清処分がされた。
ソ連では大粛清やモスクワ裁判、中国では文化大革命や紅衛兵による被害が有名である。 共産主義組織で産まれ、共産主義を標榜する組織などでは集団での糾弾と吊るし上げと共に好まれていた。
自分たちの考えた通りに自白させる自己批判・公開裁判…
まさしく、共産主義思想に染まった野党のやることそのものですね。
因みに、連合赤軍（浅間山荘事件）や朝鮮総連、日本共産党は「総括」として「自己批判」ショーをやっています。
日中不再戦を誓う
元戦犯管理所 設立60周年で式典
中国
【撫順（中国遼寧省）＝小寺松雄】日本兵士らが収容された中国の元戦犯管理所（撫順市）の設立60周年と陳列館完成を記念する式典が20日、同管理所で開かれました。
（中略）
同管理所は中国革命の翌1950年に設立され、敗戦後のシベリア抑留を終えた旧日本軍幹部、兵士約1000人が収容され、56年に判決を受けました。 以下略
シベリア抑留者が日本へ帰国させると騙され、約1000人の日本兵が中国の撫順へ強制連行されました。
『検証 旧日本軍の「悪行」 歪められた歴史像を見直す』
田辺 敏雄著
＜1954年中ごろから進歩分子による自分の犯した犯罪行為の告白―これを担白といった―が始まった。
それは死刑を覚悟する、勇気の要る行動であった。 やがて中央から派遣された検察官―私たちの犯罪に対する豊富な資料を準備していた―の前で、お互いのその行動を知っている同じ部隊、同じ職場の者、十数名ずつの組を作り、一人ずつ立って担白を行った。
仲間から「まだかくしている」、「お前の態度には被害者に対して相すまない、という心からの謝罪の気持ちが現れていない」、「殺される被害者の無念がわかっていない」等々の声が上がった。
何回もやり直し、食事もノドを通らぬ状況もあり、自殺者も出た。
内容が検察官の資料と一致し、悔悛の情が認められてやっとパスする。
この深刻な、命がけの自己批判と相互批判の学習が数か月続いた。
憲兵、警察、高級将校の中には海千、山千の頑固者も少なくなかったが、最後には跪いて謝るようになった。 以下略＞
満州に押し入ったソ連にシベリアへ強制連行され、選ばれた約1000人の日本軍兵士が日本へ帰国させると騙されて撫順へ運ばれ、中国共産党に引き渡されました。
因みに、日本兵と一緒に「満州国」のラストエンペラー・愛新覚羅溥儀、愛新覚羅溥傑もシベリア抑留から撫順へ連行されています。
そこで、過酷な自己批判、吊るし上げが行われて「洗脳」された中国帰還兵がいます。
中国共産党が行った「自己批判」を日本共産党は「撫順の奇蹟」と評して礼賛しているんですね。 これが日本共産党の正体なんですよ。
先にストーリーを用意しておいて、相手がそのストーリーに屈服するまでつるし上げる—ということが成功例としてある以上、日本の共産主義者（野党）にとって、国会への喚問が最大のパフォーマンスなんでしょう。
でも、こんな吊るし上げショーを繰り返していて、全く野党の描いていたストーリーが出てこなかった場合はどう責任を取ってくれるのでしょうか？
無駄になった国会費用を全額返還して頂きたいものです。
人民網 2014.7.23
「中帰連」から「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」まで 日本の反戦の声(2)
当時改造を受けた戦犯は千人余りにすぎなかったが、彼らは大きな力を生み出した。
中帰連のメンバーが中国の法廷に提供した証言は、日本軍国主義の暴行を明らかにする動かぬ証拠である。
（中略）
※「改造」＝「洗脳」
これらの文章から、中国共産党が日本兵を「洗脳」したということがハッキリ分かりますね。
今回も野党は、自分たちの描いたストーリー「安倍首相夫妻、官邸の圧力」という答えを見出すことができなかったので、さらに様々な逆圧力をもって「自己批判」という吊るし上げショーを展開させることでしょう。
最後までお付き合いくださいまして有難うございます。
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