今日もお立ち寄り有難うございます。
産経新聞 2018.4.18
野田聖子総務相は記者会見で、財務省が顧問弁護士に被害女性が訴えるよう求めたことについて「違和感がある。(被害女性が)加害者の関係者に話をしにいくというのは普通ではできない」と述べ、保護すべきは福田氏よりも女性だと訴えた。
(中略)
財務省は16日、疑惑解明には福田氏の言い分だけではなく女性記者らの話を聞く必要があるとして、報道各社に情報提供を呼び掛ける異例の協力要請を行った。
麻生氏は「福田さんからの話だけでは聴取として一方的なものになりかねない」と説明した。
野党も「二次レイプになりかねない」と批判していますね。
しかし、私は野田総務相や野党の批判にも「違和感」があります。
まず、麻生氏の弁の通り、「やった、やらない」では、疑惑解明に至りません。
民主主義に於いて「疑わしきは罰せず」が基本です。
このような発言をすると、「あなたは、セクハラを容認するのですか!」とお叱りを受けるかもしれませんが、普通裁判においても、加害者に弁護士が付きます。
福田氏が「女性記者に対して言ったのではなく、接客業の女性とそのような言葉遊びを楽しんだ覚えがある」と主張しているわけですから、事実を解明する点において被害者と言っている女性記者も協力すべきだと思います。
そもそも、福田氏を懲らしめてやりたいから、盗聴し、週刊誌に売り込んだのでしょうから、週刊誌の記事が事実だとしたら、更に懲らしめる良い機会だと思います。
そして、何より今回は「レイプ」ではありません。
被害者と目される女性記者は“盗聴”していたんですよね。
福田氏の卑猥な言葉を録音していたのですから、それほど女性記者には余裕・度胸があったと察します。
録音するほど気持ちに余裕があったということは、女性の方に何かの目的があって、福田氏と接近していたということではないでしょうか?
そして、週刊誌に売り込むくらい度胸がある女性なのですから、協力くらいできると思います。 財務省は顔出し、名前まで出すと言っているわけではありません。
福田氏が、いきなり素人の女性記者に卑猥な言葉を掛けるというのは不自然な話ですし、マイクを向けられている場であのような醜態を晒すことも考えにくいです。
国会議員の皆さんやマスコミの皆さんは、国民向けに「弱者の味方」「正義の味方」「女性の味方」を演じていますが、加害者とされる者が“否定“をし、被害者が沈黙“”では、麻生氏の言うように「事実と認定できない」のです。
例えば、電車の中で女性が「この人痴漢です!」と騒いだとして、男性の方に身に覚えがなくても逮捕されるとしたら…
すでに何件か冤罪事件も発生しています。
冤罪で逮捕された男性は仕事も家族も失う場合があります。
それもまた罪なことではないでしょうか。
そういった悲劇をなくす為にも、感情的にならず、冷静に事実を解明して頂きたいと思います。
これを機会に、パワハラやセクハラがなくなることを祈ります。
さて、ついでと言っては何ですが、男性の皆様にはぜひ心して頂きたいな、と思い共産圏のハニートラップについて書いていきたいと思います。
【スターリンの対日情報工作】三宅正樹著
高毛礼は、本籍は熊本県熊本市、1920年に私立九州学院卒業、(中略)54年8月に外務省を退職している。
興味深いのは、警視庁山本公安第三課長がラストボロフから直接聴取した供述のなかに、コードネーム「エコノミスト」は1943年から44年まで、北樺太の「日本人石油社」の代表者であったことと、彼は婦人問題でソ連側に脅迫されて訓練されたことが述べられている事実である。
この供述によれば、46年に「手先」として活動を開始し立派な情報を提供したが、そのなかにしばしば外務省の「原文書類」があった。
また「エコノミスト」は「ヒグラシ」とともに暗号訓練を受けた、と述べられている。
(中略)
ひきつづき視察内偵を進めていくかたわら、同年7月に山本公安第三課が訪米してラストボロフを取り調べたところ、前記供述に加えて「『エコノミスト』が提供した外務省の書類の大部分には秘密の印がおされ1951年(昭和26)から1953年(昭和28)までこれらの情報を提供したことが判明した。…」
(中略)
高毛礼は、50年12月末に、初めて「エコノミスト」という暗号名を与えられたのではなく、おそくとも41年9月には、この暗号名、コードネームを与えられていたのではないか。
平壌到着翌朝。
(中略)
「中央党副部長の命令でお迎えにあがりました」
と、運転手が言う。
私は後部座席に乗り込んだ。
「いったい、どこへ行こうというのですか?」
おおよその見当はついていたが、ひとまず私は訊ねた。
「中央党の招待所です。何のためかは、私も訊かされておりません」
とだけ運転手は言った。
(中略)
出迎えてくれたのは、清楚な制服に身を包んだ若い美女であった。
屋内には彼女のような女性がもう3,4人いた。 彼女たちがこの招待所を管理しているらしかった。
党の招待所はどこでも、全国から集めた選りすぐりの美女たちを侍らせている。党の幹部がくつろぐには、美女の接待が不可欠というわけだ。
他に招待所専属の腕利きの料理人が一人と掃除女が何人か。 それに招待所の警備にあたる番兵が2人か3人いたように記憶している。
【蠢く!中国「対日特務工作」㊙ファイル】袁翔鳴著
06年8月には、海上自衛隊が収集した外国潜水艦などに関する内部資料を、対馬防備隊上対馬警備所(長崎県対馬市)の1等海曹(当時45)が複製して職場から持ち出していた事件が発覚。 この1等海曹はしばしば中国人女性に会うために、上海に渡航していたことが分かっている。
しかも、この中国人女性は、04年5月に自殺した上海総領事館員が交際していた中国人女性と同じカラオケバーに勤めていたことが明らかになっている。
海上自衛隊の内部情報が中国側に流れた可能性は否定できない。 上海を舞台にしたこの2つの事件は典型的的な「ハニートラップ」だ。
さらに、07年4月、海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」乗組員の2等海曹(当時33)がイージス艦に関する800ページもの情報を持ち出し、そのなかに極めて秘匿性が高い「イージスシステム」の中枢情報が含まれていたことが明らかになった。
しかも、その端緒は神奈川県警が2等海曹の中国籍の妻を入管難民違反容疑(不法在留)で逮捕し、自宅を家宅捜索した結果、イージス艦に関する機密書類が見つかったことだ。
(中略)
「あの先生は、奥さんのことで中国に頭が上がらなくなった。第2のH先生になったのではないか」とささやかれている。
H先生とは、言うまでもなく、自民党所属の国会議員として政治の頂点を極めた政治家である。 日本の遺族会の会長も務め、靖国神社参拝をライフワークとして推進してきたが、中国訪問中に情報機関の女性工作員に狙われ、不覚にもハニートラップに掛かってしまった。
H氏は派閥の長となり、利権を全面的に継承してから中国に対する態度が急に変わった。
数年後、H氏の変心に怒った中国側のリークで日本の週刊誌がこのスキャンダルを一斉に騒ぎ立てた。 肝心の中国は女性宛の複数のラブレターなどの証拠をちらつかせながら、肯定とも否定ともしない態度をとり続け、揺さぶりを絶やさなかった。
結局、H氏はすっかり中国側に手玉にとられ、晩年、靖国神社参拝反対の急先鋒となり、亡くなる数ヵ月前にも訪中し、中国の最高指導者の話を有難く拝聴するとも受け取れる態度を示したことで、すっかり中国の言いなりになっている印象を強く受けた。
逆に、「H氏が中国の言いなりになった本当の原因は女ではなく、金を止められるのが怖かったのだ」と指摘する人もいる。
女性問題だけでなく、彼が所属していた派閥が長年、中国側と密接な利権関係にあり、中国側が提供した情報で香港株のインサイダー取引を行い、多額な政治資金を得ていたためだ―などさまざまな噂が絶えなかった。
(中略)
かつてH氏が属した派閥は香港株の情報を事前にもらしてもらい、政治資金としていたとか、派閥事務所には中国人民解放軍所属の工作員が公然と出入りしていた、などとささやかれていた。
このほかにも、「中国政府の金で愛人を囲った高級官僚や財界要人と中国の不思議な関係がささやかれたが、これらの橋渡し役を果たしたのはすべて中国の工作員によるものだった」という政界通もいる。
(中略)
阿南は、事件発生4時間前の8日午前10時(日本時間同11時)から行われた北京・日本大使館の定例全体会議で職員全員に対し、北朝鮮から脱出した住民が日本大使館に入ってきた場合は「不審者とみなして追い出せ」と指示していたことが明らかになり、非難が集中した。
(中略)
阿南の指示は、人道問題として日本だけでなく国際社会でも大きな波紋を広げ日本では与党内からも阿南への批判が高まる中で経世会だけは異なった対応を見せた。
「阿南大使は当然言うべきことを言っただけだ」
橋本と野中が同月15日の派閥会合で、そろって擁護論を展開したからだ。
野中に至っては17日も、阿南の進退を問う声に対し、
「中国で信頼されている人物であり残念だ」
と強く反論した。
阿南はチャイナスクールの中でも、親中国色が濃かった。
「駐中国大使への抜擢は経世会幹部の強い推薦があった」
与党関係者は公然と語る。
「当時のチャイナスクールは国益のためというよりも、経世会の指示を受けて動いているとの感じがした」
こう語るのは外務省で英米畑を歩いてきた幹部だ。
しかし、小泉政権の誕生などで経世会の自民党内における求心力が低下すると、チャイナスクールは公明、保守両党を巻き込みながら対中外交での影響力を維持しようと様々な動きをみせた。
以下略
ほんの一部を抜粋いたしました。
その後、自民党経世会の中国利権は、民主党の方へ流れましたね。
それにしても、日本の男性は下部分で引っ掛かってしまいますね。
いい加減に“過去に学べ!”と思います。
野中氏は赤旗などで「ハト派」と称賛されていますが、何のことはありません。
新聞赤旗 2018.1.27
しかも、保守系といわれる経世会の属していたこと自体がおかしな話です。
そして、赤旗に登場することも不可解な話です。
もしかして…小沢一郎同様に…中国の工作にかかっていた?
日本の不思議は「占領憲法」を「平和憲法」と崇め、売国政治家を「ハト派、平和主義」と崇め奉ります。
「戦争をさせない!」「平和主義」と言っている人達が、なぜか暴力的なデモ、暴動を起こしているし…
また、禁止されている天下り斡旋、出会い系バーに通っている人物を教育現場に呼んで講演会をしたり、メディアでは まるで正義の人のように祭り上げたり…
本当に、「どいつも こいつも」と情けない思いでいっぱいです。
あっ、そうそう…日本共産党も戦前は大々的に“美人局”をしていたようです。
女性党員の活動ぶりを報じる当時の朝日新聞(昭和8年1月18日)
こういった第四部の活動は、共産党が色仕掛け、エロ仕掛けの資金集めをしていたということで、とりわけ世の注目を集め、当時のマスコミから「エロ班」の名をたてまつられた。
(中略)
党からダンサーになることを命令されて日本橋茅場町忠勇ビルのパリー社交クラブにダンス助手としてはいった。
そこで踊りに来るエロ亡者の男を片ッぱしから✖✖掛けで欺いて金を巻き上げてゐるうちに、今度の検挙になったものである。以下略(『婦人公論』昭和8年3月号)
(中略)
共産党の美人局事件として有名になったのは、ここに登場対島ひさ子と今泉、石井らが起こした事件で、対島に手をつけた北多摩の農園経営者に、「ひさ子は党員の女房だ。しかし、野暮はいわないから、党の資金に二千円出してもらいたい。出さなければ姦通で訴える」といって、六百円をおどし取った事件である。 以下略
最後までお読みくださいまして有難うございます。
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