今日もお立ち寄り有難うございます。
今年に入って、地方新聞からさりげなく“自称反戦・平和元共産主義者”たちの宣伝記事がちらほら出るようになりました。
Webun 2019.3.27
>戦争に消極的だったとされる近衛文麿内閣の依頼で全国を歩いき世論調査をしたことや、幼少期に目撃した米騒動の様子を証言している。
(中略)
資料によると、反戦の意向だったとみられる近衛首相の側近から依頼を受けた細川は、太平洋戦争開戦前の39年に北海道から四国や九州までを巡り、国民が戦争をどう捉えているかを調査。 多くの人は戦争に賛成していないと首相らに報告した。
以下略
どうして、このような出鱈目が書けるのでしょうか?
細川嘉六(日本共産党参議議員)は、1925年ごろに片山潜(アメリカ共産党員:コミンテルンで、米騒動をきっかけに日本を赤化するために鈴木茂三郎とともに日本入りする。ソ連で死亡)と知り合い、後に、大阪朝日新聞の尾崎秀実や立憲民政党の風見章とも知己となります。
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(※神戸大学新聞文庫の記事に、「片山潜」と尼港事件:邦人皆殺しで主犯的な役割をした朝鮮人パルチザン:朝鮮共産党員:大韓民国臨時政府の「李東輝」のことも書かれています。)
そして、細川嘉六は尾崎秀実らと共に「朝飯会(近衛文麿首相主催の政治勉強会)」に参加します。
そもそも、現在のように交通が発達していない時代に北海道から四国、九州までも出かけて調査などできるはずがありません。
また、細川自身が治安維持法で検挙されている身ですよ。
そんな人物が、日本中をウロチョロできるわけがありません。
どうしてこんな嘘を記事に書くのでしょうか。中共に頼まれたのでしょうか?
そもそも、戦争が拡大したのは、近衛内閣のブレーン(コミンテルンの工作員:尾崎秀実)が、スターリンの意向を受けて「南進論」を提唱したからです!
「GHQ知られざる諜報戦」C.A.ウィロビー著より
「亡国 スパイ秘録」佐々淳行著より
ゾルゲ事件関係者(起訴された人々)
中国共産党「中国青年報」の元記者:段躍中のメルマガより
在日中国人動態【号外】「日中友好の集い」案内特集 (2003年02月13日発行) | 日本僑報電子週刊(旧:在日中国人動態) - メルマ!
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これは、中国共産党関係の情報誌です。
この記事は、中国共産党(コミンテルン:国際共産党)に協力した人物の名前が連ねています。ここに、細川嘉六の名前も出ています。
>また日中全面戦争に突入したころの内閣書記官長・風見章を「橋を架ける人」としてとりあげている。私はこの人物にいまゾルゲ事件の尾崎秀実とのつながりで強い関心をもっている。
(中略)
「一九三七年六月―『農村貧困の打開、日中間の戦争不拡大』という願いを持って入閣したが〔盧溝橋事件や南京大虐殺のため〕迷い苦しんだ。」
以下略
中共は、尾崎秀実がソ連・コミンテルンのスパイであったことを知っています。
それをあえて、「風見章」と「尾崎秀実」との繋がりに“関心を持っている”とぼやかしています。
さて、近衛内閣の「南進論」に反対していた意見もあったようです。
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注意すべき南進論
>日本が平和と繁栄との普及に依って自他共に相頼らんとする理想は、既往に於いても今後に於いても一貫した国策であってそれが国際的に相●格すべき理由は決してない。
併し世間動もすればこの真締を思わずして縦に標識を衒耀し無用の疑惑を内外の人心に懐かせようとする。 就中或る種の北守南進論ごときが内に於ては国策の浮動を疑わしめ、外に対しては徒らに旧時の侵略主義を憶断せしめ易いのは賢明ではない。
殊に国際相互信用の極端に失墜した時代である。 こうした空気が有害無益の誤解と争闘とを繰返させんとする時代である。
国際文化の平等普遍を理想とする我国民は、この点に於て常に着実不動の建設的態度を誤るべきでないと警告したい。
しかし…この時代は…
中国人による邦人虐殺などが発生し続けており、内地の日本人からしたら「報復したい」気持ちが多々あったのではないでしょうか。
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神戸新聞新聞文庫より
・大正2年9月6日 時事新報
「南京虐殺事件」南京に於て日本商人が張勲旗下の兵士の為めに虐殺せられたる…
「漢口大暴動」我同胞の営業を妨害し、我日清汽船会社の積卸を妨害し、日本人全滅、日本居留地焼払を呼号して忌僤する所なし…暴徒蛮民に包囲せられて…
・大正9年4月27日 報知新聞
「尼港邦人全滅 言語に絶する過激派の残虐」日本領事館は焼かれ領事は其他の日本人と共に自ら火中に投じ島田商会亦全焼して店員は悉くころされたり日本守備隊は戦死せり過激派は露人たると日人たるを問わず掠奪惨殺を行い狂暴言語に絶し罪なき婦女子を拳銃を以って蜂の巣の如く刺殺したるを目撃せり
(中略)
尚現在赤衛軍の中には約1000人の朝鮮人と600の支那人あり朝鮮人は椋奪したる軍服を着用しあり
「ますます暴行を逞す 日本巡査を河に投げこむ」
「邦人の済南引揚による損害補償を要求す」
「全国7千の青年将校 虐殺事件で憤然起つ」
「邦人に危険迫り 我軍の出動要求 ハルビンの市中大混乱 邦人多数殺害さる」
・昭和7年2月13日 大阪時事新報
「邦人二十余名監禁」邦人藤井工場4名は支那町で群衆に惨殺されたことは既報の通りであるが…更に警備司令部内に邦人20余名ほど監禁されているらしいことを察知し目下調査中…
「満州国歓迎委員の列車顛覆を企つ 危機一髪の間に犯人を逮捕 学良一派の便衣隊」
「我軍用列車顛覆の犯人は露共産党員 無電で連絡し赤化の大陰謀 主犯は東支鐡の役員」
「満州里方面の邦人二百名全滅か 護路軍突如暴動を起こす」
「満州國顚覆を啚る 赤魔の陰謀暴露 本年六月一味を一齊に検挙 奉天共産党事件(けふ解禁)」
・昭和10年11月6日 神戸又新日報
「有力な藍衣社員 六名逮捕さる 多数日本人を殺害 我軍身柄引渡要求」
「全支に擴大した學生の反日デモ 背後に躍る共産黨 對日戰準備が眞意」
・昭和11年3月8日 神戸又新日報
「暗殺團の全滅 魔都上海に巣喰ふ鮮人四人組 わが領事警察の殊勲
「反日テロ團、昨夜邦人商店を襲撃す 南京路の日比野洋行を襲って狼藉の限りを盡くす」
「中山一等兵射殺事件の主犯ら四名逮捕 背後に意外な人物?」モスクワ生まれの朝鮮人ジャックなるものを嫌疑者として逮捕…広東人三名ならびに朝鮮人一名を逮捕…
・昭和11年4月17日 報知新聞
「親日要人の恐怖 對日政策の裏面に躍る CC團暗殺隊」
「漢口の日本租界で我警官、白晝射殺さる 總領事館の吉岡巡査を支那人拳銃で襲ふ」「満州國の邦人武官「をも襲撃 身をもつて免かる」
「在留全邦人の保障 支那側へ強硬に要求 汕頭事件の公電到着し 外務、出先へ重要訓電」「十二ヶ所に打撲傷 暴行を受けた青山巡査」「支那税関監視船 大連沖で邦漁船を砲撃 船長は重傷・船内を不法捜査」
等々…
もう、あまりにも多すぎて書ききれません。<m(__)m>
あと、「通州事件」もありましたね。
これは当ブログにも書いてありますので、遡って読んでいただけますと幸いです。
日本人からしたら、支那人の日本人に対する横暴さに対して腹に据えかねていたのではないでしょうか。
(※それから、「大東亜戦争(第二次世界大戦)」については、また別の機会に書かせていただきますが、日本人が米国の挑発に対して腹に据えかねていたのは事実だと思います)
(※「支那事変(日中戦争)」も「大東亜戦争(第二次世界大戦)」も、ソ連が裏で画策した事実が色んな資料で分かってきています)
ちなみに、当時の新聞では「張作霖爆殺事件」はロシア人5名が逮捕されたことや、その指令を出し、約束した報酬を支払わなかった中国人2名は、張学良によって銃殺されたことも書かれています。
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作霖爆殺の報酬として怪露人十五萬元要求
曝け出された楊直筆の覚書
楊常銃殺事件の真相
ところが、現在では「日本軍の仕業」とされています。
とんだ濡れ衣ですよね!
また、「盧溝橋事件」などは、当時の新聞では「国民党軍が日本兵を殺害した」と書かれています。
なので、当時の近衛内閣は「盧溝橋事件」や「南京大虐殺」は日本軍がしたとは誰も思っていなかったはずです。
そもそも、「南京大虐殺」の話は戦後の1980年代に急に大きく取り上げられるようになったわけですから…当時の中国人も日本人も全く知らない事件だったわけです。
(※そもそも 「嘘の事件」ですから、誰も知ってるはずないですよね)
なので、中共側の書く記事はまったく整合性がなく、嘘だらけです。
それなのに、今ではまるで日本軍が中国人を虐殺して、中国を侵略したように言われていますよね。しかも、日本人自身(主に日本共産党や左翼人士)が、中国共産党の主張に沿ったことを言ってますので、これほど情けないやら腹立たしいことはありません。
最後までお読みくださいまして有難うございます。
リンクフリーの記事です。皆様のお役に立てましたら幸いです。