首里城火災＆首里城祭りに怒りを隠せない

今日もお立ち寄り有難うございます。

昨日は沖縄の「首里城火災」と「北朝鮮のミサイル発射」というダブルの災難に見舞われました。

私がまず納得がいかなかったのは、「スプリンクラー」がなぜ作動しなかったのか？ということでした。

歴史的遺産価値の高い建造物に「スプリンクラー設置義務」は当然あるはずですし、消防署からも指導があるはずです。

今日のニュースには「スプリンクラ―は設置されていなかった」という報道でしたので、驚いたのと同時に、「怒り」が沸々とわいてきました。

( ﾟДﾟ)ﾊｧ?　と呆れるしかありませんね。

首里城復元に至るまで、どれほどの労力と税金を使ったのか…

沖縄県のシンボルに何の防災措置も取らなかったのか…

沖縄県の杜撰さに怒りしかありません。

そして…

琉球新報　2019.10.28

国際通りに国王と王妃中国皇帝の使節団華やかに琉球王朝絵巻行列（琉球新報） - Yahoo!ニュース

＞国王と王妃を御轎椅（うちゅうい）に乗せ、通りを練り歩く琉球王朝絵巻行列＝27日、那覇市の国際通り

　琉球王朝の華やかな儀式や行事を再現する首里城祭（主催・同実行委員会）が27日は那覇市の国際通りで琉球王朝絵巻祭行列が行われた。琉球王朝時代を再現した壮厳な世界観で来場者を魅了した。

　絵巻行列は「恩轎（うちゅう）」と呼ばれる乗り物に乗った国王の高良朝荘さん、王妃の神山聖加さんらによる「琉球国国王王妃行列」を先頭に、中国皇帝の使節団や伝統芸能団など総勢700人が国際通りを練り歩いた。

（中略）

「昔の伝統を残そうとしている様子が伝わってきた。来て良かった」と喜んだ。

　首里城蔡では首里城公園などで古式行列や組踊300周年記念公演、伝統芸能特別公演が行われる。

( ﾟДﾟ)ﾊｧ?

これ、すごいロジック！

なんで、「中国皇帝使節団」が加わるわけ？

まずは、当時、「国」という概念はありませんでした。

なので、正式には

「琉球王朝」です。

そして、「中国皇帝」という呼称は間違っています。当時、「中国」という国は存在していません！

正式には「満州族」の「清」という「朝廷」です。

それから「満州族」というのは「漢民族」とは違います。

つまり、どの方向から考えても「清」は「中国」ではないということです。

そして…

「琉球」は「清朝」の「冊封」を受けていました。

「守礼門」では、最大の屈辱の儀式「三跪九叩頭の礼」という「冊封儀式」で「清朝使節団」を迎えていました。

三跪九叩頭の礼 - Wikipedia

つまり、朝鮮半島の「李氏朝鮮」と「琉球」は清朝の冊封を受けていたわけです。

どこが「王朝絵巻」なんだ？

ふざけるな!　こんな屈辱の歴史を再現して、沖縄県民を愚弄しているのが分からないのか？

「昔の伝統を残そうとしている。来て良かった」

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「昔の清朝の冊封儀式と行列」を残して喜ぶなんて…

「歴史的事実」として記憶に残すのは良いことだとして、わざわざ「祭」で再現することもないだろうに…

ましてや、「中国皇帝」などという作り話で、中国を利することまでしなくても良いだろうに…

「中国皇帝の使節団」をわざわざ行列に加えたというのは、つまり、沖縄は中国に帰属するという意味になりませんか？

この「首里城祭」は中国に有利な世論形成に繋がっていますね。

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【内外情勢の回顧と展望】

公安調査庁　平成27年

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＞コラム

「琉球帰属未定論」を提起し、沖縄での世論形成を図る中国

　人民日報系「環球時報」（8月12日付け）は、「琉球の帰属は未定、琉球を沖縄と呼んではならない」と題する論文を掲載し、「米国は、琉球の施政権を日本に引渡しただけで、琉球の帰属は未定である。我々は長時間、琉球を沖縄と呼んでいたが、この呼称は、我々が琉球の主権が日本にあることを暗に認めているのに等しく、使用すべきだはない」などと主張した。

　既に、中国国内では、「琉球帰属未定論」に関心を持つ大学やシンクタンクが中心となって、「琉球独立」を標榜する我が国の団体関係者などとの学術交流を進め、関係を深めている。こうした交流の背後には、沖縄で、中国に有利な世論を形成し、日本国内の分断を図る戦略的な狙いが潜んでいるものとみられ、今後の沖縄に対する中国の動向には注意を要する。