今日もお立ち寄り有難うございます。
公明党と二階氏は「自民党」というより、「日本国民」にとっても内なる敵でございます。
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産経新聞2020.7.8
【習氏国賓中止要請後退】
【自民決議 幹部に配慮 表現変更】
>自民党は7日の政調審議会で、外交部会と外交調査会がまとめた香港国家安全維持法(国安法)の施行をめぐる対中非難決議を了承した。
中国の習近平国家主席の国賓来日に関し「中止を要請する」とした原案を改め「中止を要請せざるを得ない」との表明にとどめた。
二階俊博幹事長らの慎重意見に配慮し、表現を後退させた。
決議は中国が国安法の施行を強行し、大量の逮捕者が出ていることについて「傍観することはできない。改めて強く非難する」と明記した。
(中略)
二階氏は「日中関係のために先人たちが紡いできた努力をなんだと思っているのだ」と周辺に不快感を示していた。
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二階氏は「日中関係のために先人たちが紡いできた努力をなんだと思っているのだ」と周辺に不快感を示していた…そうなんですが、
実は、日本側は何の努力もしていないんですよ。
そもそも、田中角栄だって「熱心ではなかった」ということですから。
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【三宅久之の書けなかった特ダネ】
三宅久之 著
>■「日中国交回復」に懸けざるを得なかった裏事情
(前略)
田中内閣は「日中国交回復」を政治課題として掲げ、これを重視するのだが、筆者ははじめから田中が「日中国交回復」に使命感を持っていたとは思えなかった。
旧佐藤派の中には戦後処理に当たって、「怨みに報いるに徳をもってす」といって日本軍を虐待せず早期帰国に力を貸した台湾の蒋介石総統の恩義を忘れるな、という台湾派が多かったからである(これがのちの清嵐会結成へと動く)。
しかし、総裁選で田中が勝つためには、弱小派閥ではあったが三木、中曽根両派の協力が不可欠だった。この両派は協力の条件として「日中国交回復」を政権公約に入れることを要求した。
中国の毛沢東主席、周恩来首相は、アメリカのニクソン大統領の訪中を実現し、次に日本の首相の訪中を実現することで中国の国際舞台への登場を描いていただけに、田中内閣の送った国交回復のメッセージには敏感に反応した。
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「日中国交回復」に熱心ではなかったが、「総裁選勝利」のために、三木、中曽根両派の「日中国交回復」要求を受け入れた、というのが真実ですね。
三木武夫のご夫人は、北朝鮮大好きで「九条の会」を立ち上げた革新系の方ですから、そりゃあやはり中国共産党の方へなびきますよね。
このご夫婦は「かかあ天下」でしたから。
毛沢東がなぜ米国のニクソンを招いたかというと、当時は「中ソ対立」だったからです。毛沢東はソ連を弱体化させるために西側陣営を引き込んだわけです。
つまり、キッシンジャーも中国に呼ばれて行き篭絡されてしまったんですよ。
参考記事:中国がキナ臭くなってきた - 姥桜
中曽根氏も早々に中国の工作にかかっていたようです。
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城山英巳 著
(周恩来は廖承志に向けて次のように命令した)
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>「毛主席の指示であり、中央が決定した対日方針だ。中央は中日人民の間の友好往来を展開することを決定した。日本絡みの問題はあなたの責任で決定してほしい」
■五十年後の「対日小組」
しかし戦後の日中関係は寥が見ている通りの厳しい状況だった。「戦後、米ソ二大陣営の対立は深刻で、新中国は「向ソ一辺倒」の外交政策を推し進め、日本は米国占領下で米国に追随している。(周が寥を呼んだ直後の)52年4月28日に日本は(中華民国の)蒋介石側と外交関係(日華平和条約)を構築。 日本当局は米国追随の『二つの中国』政策を推進し、中日関係改善に巨大な障害をもたらした。新中国と戦後日本の正常な外交ルートは封鎖され、両国は依然として戦争状態に置かれている」
こうした中で、毛と周は民間先行の「国民外交」を展開することで、日本政府を動かす「以民促官(民をもって官を促す)方針を取る。
西園寺公望元首相の孫である公一もウィーンで知り合った寥から請われ、「民間大使」として北京に滞在する決意を下すのだ。
毛・周の対日民間外交の「参謀」になった寥にとって最初の仕事は、中国入りする最初の日本人賓客を接待することだった。高良とみ、帆足計、宮腰喜助の国会議員3人が、52年にモスクワで開催された国際経済会議に参加した際、同会議に出席した中国代表団から招請状を出され、モスクワかえら北京に入ったのだ。双方は交渉を重ね、6月に「第一次日中民間貿易協定」が結ばれる。
「日本賓客接待」のため寥に招待されたのは、新中国建国前に延安で日本人捕虜工作を行っていた趙安博(元中日友好協会秘書会長)のほか、王暁雲(元駐日公使)、孫平化(元中日友好協会会長)、肖向前(元・同協会副会長)ら。 寥をトップとする「対日工作弁公室」が組織されたのである。
54年には、桜内義雄(後の衆院議長)、中曽根康弘(同・首相)、園田直(同・外相)らが、日本国会議員団としてストックホルムでの世界平和大会に出席した帰りにソ連を訪問後、北京に立ち寄り、周恩来らと会談する。
彼らを接待した孫平化はこう回想している。
「当時、中曽根氏は35、6歳で、さっぱりした気性ながら老成の風があった。中曽根氏と園田直氏は『青年将校』と呼ばれていた」(日本との30年 中日友好随想録」)。
この中曽根らの訪中を機に対日関係の仕事が本格的に定着するのだった。
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※西園寺公一=旧ソ連の工作員として「ゾルゲ事件」で逮捕された人物。
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【亡国スパイ秘録】佐々淳行著 より
「元日本共産党員・宇都宮徳馬」と「西園寺公一」は中国共産党の工作員でした。
中共が「井戸を掘った人」「旧い友人」「日本の良心」などと褒めた時は要注意ですね。 中国の工作にかかった人物たちのことですから。
よって、「青年将校」と呼ばれていた中曽根氏も中国に行って「VP待遇」を受けてすっかり親中派になったということですね。
中曽根氏は「東アジア共同体」を推奨した人物でもあります。
また、最初に中国の要請で靖国参拝を中止したのは、中曽根康弘氏です。
これで、日本国首相は国の為に戦った英霊たちを参拝することが出来なくなりました。
中曽根氏こそが「A級戦犯」だと言えます。
※「延安で日本人捕虜工作を行っていた趙安博」に洗脳工作された人物
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人民網より
※前田光繁=杉本一夫
この人物はのちに、満州の日本人避難民が大虐殺された『通化事件』 に関わることになります。
そして、この「洗脳」が成功例として、シベリア抑留された日本兵 約1000名が満州の撫順に送られ、過酷な洗脳教育を受けさせられることになります。
人民網より
鮮戦争中に、撫順で洗脳された日本兵(中帰連=撫順の奇跡)は廖承志によって日本へ送り返されて、「日本軍の蛮行」を触れ回るようになります。
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二階氏が言うように「日中関係のために先人たちが紡いできた努力」した日本人は居ません。
「日中国交回復」は、中国共産党が望んで努力した賜物であります。
なので、自民党議員が先輩たちに気兼ねすることは何もないのです。
いえ、むしろ「親中派」といわれる議員はなにかと中国に便宜を図ってもらって楽をしてきたんです。
そのかわり、国民の血と汗の結晶(血税)は、中共の軍拡とインフラ、対日工作に吸い取られていったわけです。
そんな総裁選に勝つために中曽根氏の力を借りて「日中国交正常化」を果たしたのが田中角栄だったということです。
今も、田中角栄を英雄視した本が出回っていますが、田中角栄もまた「利権がらみ」のショボい人物だったということですね。
さて、何かといつも自民党(&日本国民)の足を引っ張っているのが「公明党」ですね。
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産経新聞2020.7.8
【習氏国賓で公明代表「大局的観点で推進】
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※従中共の二階氏が「ポスト安倍」に石破茂氏を推している挿絵がGoodでしたので一緒に貼っておきます。
>公明党の山口津那男代表は7日、中国による香港への統制が進む中で、習近平国家主席の国賓来日の中止を求める意見が自民党内で出ていることに対し、来日準備を進めるべきとの考えを示した。
「歴史的、大局的な観点で(来日を)推進していくべきだ」と述べた。首相官邸で記者団に語った。
山口氏は、国賓来日は「(日中の)首脳の往来を重ねて関係を強化していこうという流れの一環だ」と指摘。
両国とも新型コロナウイルス対策にあたっている状況を踏まえ「具体的日程を調整できる状況にはない」としながらも、「来日が実現できるような環境を両国ともに努力し、前進を図るべきだ」と述べた。
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つまり、公明党は「香港問題」はまったく念頭に入れていない、ということなんです。また、中共の公船が度重なり尖閣諸島付近に挑発してきても懸念も抱いていない。
公明党といえば、「創価学会」という宗教団体が支持母体ですよね。
宗教団体が中共のしている残忍な人権侵害や、覇権主義、軍拡に何も懸念していないというわけです。
ただ、「日中友好」を唱えるだけ。
こんなエセ宗教団体が仕切る公明党は政権から切り離さなければなりません。
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【蠢く!中国「対日特務工作」㊙ファイル】
袁翔鳴 著
「日本はかつての侵略戦争で中国をはじめアジア諸国に多大な損害を与えた。それを率直に反省し謝罪することが一番大事だ」
「一国の指導者の靖国神社参拝には反対だ。ひとつにはA級戦犯が合祀されている神社を参拝するのは戦争を美化し、アジア諸国の国民感情を刺激するからだ。もうひとつは総理の参拝は憲法20条の政教分離の規定上問題があるからだ」
こう語るのは、中国外務省のスポークスマンでも、中国政府指導者でもない。自民党と連立与党を組んできた公明党の神崎武法・代表だ。
この発言は2002年4月30日、北京滞在中に中国国営テレビ局のインタビューに答えたときのもの。小泉純一郎・首相はこの9日前の4月21日、靖国神社を参拝しており、神崎は小泉の靖国参拝を痛烈に批判したのだ。
(中略)
江沢民の激しい剣幕に圧倒されたのか、神崎は連立与党を組む“友党”の小泉を擁護するのではなく、敵方の言い分をそのままそっくり小泉に向けたのである。それが冒頭の発言だ。
神崎が、このような激しい小泉批判を展開したのには理由がある。実は、神崎は訪中前、創価学会の池田大作・名誉会長と会い、さまざまな指示を受けていたのである。
創価学会に詳しい関係者によると、池田は神崎に対して、小泉の靖国神社参拝を中心にした日中関係の険悪化を強く懸念し、小泉の靖国参拝を自粛させるよう、公明党から圧力をかけることのほか、江沢民ら中国の最高指導部と会談した際、小泉の靖国参拝を話題の中心に持っていき、中国側から小泉を激しく批判してもらうことによって、逆に小泉への圧力に使うとの“秘策”を授けられたのである。
(中略)
■創価学会留学組の中国人外交官がパイプ役
池田と中国との関係は強く、中国指導部とのパイプが太いことはよく知られている。
だが、中国側がそのパイプを使って、日本における中国に関する世論作りに利用しているのは、ほとんど知られていない。
(中略)
程らは池田が中国人要人会見する際、必ずといっていいほど同席し、池田との関係の緊密さを誇示していた。それだけに、創価学会や公明党の幹部を通して、彼らの対日関係の分析や中国側の要請などは池田の耳に届く仕組みになっていた。
また、場合によっては、彼らが学会側に働きかけて、池田と王毅との会見をセッティングし、中国側の意見が直接、池田に伝えられるようにも工作した。
(中略)
「中国にとって、池田や創価学会、公明党は極めて有効な対日工作の“武器”ともいえる。特に、公明党は現在、自民党と連立与党を形成しているだけに、中国政府・共産党の意見を権力中枢に伝えるの非常に重要なパイプとみているのは間違いない」
との見方を明らかにした。
(中略)
「これは極端な見方をすれば、中国共産党が日本で自民党と連立与党を形成しているのと同じで、中国側の思う壺だ」
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「(小泉首相の靖国神社参拝は)憲法20条の政教分離の規定上問題がある」と言っている神崎氏は「創価学会直属の公明党党首」なんですよね。
どの口で「政教分離」を言っているのかしらね?
また、日本は中国やアジア諸国を侵略など一度もしたことはございません。
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参考記事:習近平「朝鮮半島は実は中国の一部だった」 - 姥桜
「A級戦犯」というのも日本の国内法では存在しません。「公務死」となっていますので、東京裁判で殺された日本の英霊たち神社に祀られているのは当然なことで、他国がガタガタ内政干渉してくるのをまともに受け取るのは、日本の国会議員としては失格ではないでしょうか。
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外国の政策に準じるのなら、もう日本の公党とはいえません。
ましてや、政権与党と連立なんてとんでもないことです。
公明党は排除すべきですね。
参考記事:二階氏と公明党が安倍政権の足を引っ張る理由 - 姥桜
そういった意味で、日本共産党、社民党、立憲民主党、国民民主党は北朝鮮側の政党ですので、この野党も排除すべきですね。
あっ、それから二階俊博や石破茂なども落選して欲しい議員たちです。
日本の国会議員は、日本国、日本国民のために働く人を選びましょう。
当たり前のことなんですが、その当たり前のことがなされていないのが今の日本の現状なんです。
最後までお読みくださいまして有難うございます。
誤字脱字がございましたらご容赦願います。
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