星を射る

今日もお立ち寄り有難うございます。

 

安倍元首相の訃報を知り言葉を失いました。

どうして? ということしか頭を巡りません。

 

 安倍元首相が銃撃されたことで、私は無念さと同時に、安倍元首相と同じ郷里出身の伊藤博文氏のことが脳裏を横切りました。

 伊藤博文氏は韓国の安重根というテロリストによって暗殺されたと言われていますが、黒鉄ヒロシ著『韓中衰栄と武士道』という本によると、伊藤博文氏の体内に残っていた二発はフランス騎兵銃の弾丸だったそうで、安重根が手にしていたブローニング拳銃の弾ではなかったということです(ただし、一発は貫通していたらしくどの弾が致命傷になったかは不明)。

 つまり、犯人は安重根とされていますが、安重根を騙し操り陰で日本の首相暗殺を目論んだ勢力があったということですね。

 

 さて、タイトルに『星を射る』としたのは、韓国の作家・金完燮著『親日派のための弁明2』という本の中で安重根伊藤博文氏を銃殺したことを指して『星:伊藤博文』を『射る』と表現していたことから、それを真似した次第です。

 

 金氏は伊藤博文が暗殺されたことにより、「その後のアジアにどれだけ大きな損失をもたらしたかがわかる。伊藤公の暗殺は実に残念で愚かな行動だったのである」「彼の損失はアジア全体の不幸であった」と書いています。

 

 安倍晋三元首相もアジアに、日本に様々な功績を残されました。主に「アジア、日本の安全保障」についてです。これからも…と安倍氏には期待するところが大きかっただけに、安倍氏亡き後のアジア、日本の行く末が不安になってきます。

 そういう観点から、私は安倍晋三元首相も伊藤博文氏同様『星』に例えました。

 

 まさしく、今、『星』が射られたんだと感じました。

 

 さて、第一次世界大戦が勃発した原因は、オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子が暗殺されたことからと言われています。皇太子暗殺にはブローニング拳銃が使用されたそうです(『韓中衰栄と武士道』より)。

 安重根が発砲したのもブローニング拳銃(ロシア陸軍に売られていたもの)ですね。

 これは偶然なのでしょうか?

 

 実は戦前の日本も現役首相が拳銃で暗殺されたのですが、戦前の新聞によると原敬首相、濱口首相、犬養首相なども狙撃されています。この時代のテロリスト(血盟暗殺団)たちはどこから拳銃を仕入れていたのか?

 

 ちなみに暗殺団が所持していた拳銃もブローニング三号型六連発というものだったそうです(神戸大学経済経営研究所 新聞文庫 大阪朝日新聞 昭和7年3月16日付け『拳銃二挺と共に二帝大生を検挙 血盟組と交友を結ぶ二人 問題のピストル全部判明』より)。

 

 さらに、同年(昭和7年)11月24日の神戸大学経済経営研究所 新聞文庫 神戸新聞の『拳銃大密輸の検挙 更に官辺に及ぶか 元本県警視級や警部級の人物 現職者中にも関係?』という記事には、「赤色ギャング一味の凶行用ピストルの出所が神戸市三宮町小田銃砲店小田東一派のピストル密輸団の手によるものであることが判明して…」とあります。

 「赤色ギャング」とは、「日本共産党」が銀行強盗を働いた時のことですね。この当時、ソ連から資金援助が途絶えていて、日本共産党は「銀行強盗」「美人局」などなんでもやっていましたからね。

 

 戦前は外国勢力に加担した左翼たちが日本の首相たちを暗殺するという暴挙が多発していたのですが、その後は日本も大戦へと向かっていきます。

 歴史は繰り返される…安倍元首相という羅針盤がなくなった日本の行く末が心配です。

 

 日本は戦争に負けて、すべての真相がGHQによって焚書とされ消されてしまって、多くの日本人は安倍元首相の暗殺を頭がおかしい男に暗殺されたという一過性のものとして捉えがちですが、歴史の大きな流れ、事件を紐解いていくと次にどのようなことが起きるのかが見えてくるのではないかと思います。 

 

 色々頭に浮かぶことを書いていて、まとまりのない内容となっていますがご容赦くださいませ。また誤字脱字がございましたらご容赦くださいませ。

 リンクフリーの記事です。皆様のお役に立ちましたら幸いです。

 

㎰:犯人は母親が宗教団体に入会して多額の寄付をし、家庭がおかしくなってきたので、その宗教団体と付き合いのある安倍元首相を殺そうと思ったそうです。

…これって矛盾していませんか?

 家庭を壊したのは犯人の母親の行動です。

 安倍元首相が母親に入会をすすめたわけでもなく、寄付金を強要したわけではありません。怨むなら自分の母親を怨めばいいではありませんか!

 すべては己の母親が責任なんです! 関係のない第三者を恨む犯人に同情できません!

 何でも人のせいにして自分の愚かさに気がつかない人って結構いますよね。

 こういうクズは二度とシャバに出てこないようにして欲しいものです!