今日もお立ち寄り有難うございます。
朝日新聞2020.3.2
中国のマスク生産、１日１億枚を突破 日韓にも送る（朝日新聞デジタル） - Yahoo!ニュース
＞中国国家発展改革委員会は2日、中国のマスク生産能力が2月末までに1日あたり1.1億枚に達したと発表した。新型コロナウイルスの拡大を防ぐため、異業種にマスクをつくるよう促す当局の政策を背景に、生産能力は1ヵ月で5.2倍となった。多くの企業が生産を始めた結果、品切れが続いたネット通販でもマスクが販売され始めた。
（中略）
政府は感染者が増える外国に防疫用品を送り始めた。日本にはマスク10万枚と５千着の防護服を送る。韓国・大邱市にはマスクを2万５千枚、イランにも２５万枚を送った。
テレ朝 2020.3.6
＞新型コロナウイルスの感染拡大で日本ではマスク不足が続く一方、中国
ではマスクが戻り始めています。
中国当局によりますと、中国のマスク生産能力は先月1日時点では一日2000万枚程度でしたが、先月末の時点で5倍以上の1億１０００万枚に達しました。中国政府はマスクなどの医療用品の生産に参入した企業に補助金を支給していることから、現在、自動車メーカーや電子部品メーカーなど異業種の企業が相次いでマスクの生産に参入しています。一時は品切れが続いたネット通販や薬局にマスクが戻り始めています。
⇑
あれ？
＞「日本のマスク不足 よそに」
日本のマスク不足は中国人が買い占めに走ったからですよ！
どうして、中国人の買い占めには一言も触れないのでしょうか？
それから、
中国では各自治体や、北京でさえも「移動禁止」されていませんでしたっけ？
それだけの工場に２月から多くの農民工が戻ってこれられたのでしょうか？
また、「異業種の参入」といいますが、自動車工場や電子メーカーにどうやってマスク製造の機械を導入したのでしょうか？
「移動禁止」で「人出不足」のはずなのに、どうやって機械の導入や人の確保ができたのでしょうか？
また…
密閉された工場に、多くの人たちが作業をするとなると、新たな感染拡大が起きませんか？ もし、工場内に一人でも感染者が紛れ込んでいたとしたら…
また、この画像では「素手」で作業をしている姿がみられるのですが、マスクにウイルスが付着している可能性だって否定できませんよね。
日本のように完全オートメーションではないわけですから、商品もまた感染拡大の要素となります。
これらの記事では『中国国家発展改革委員会は』『中国当局によりますと』と前置きが書かれているのですが、つまり、中国政府の発表を何の検証もなしに垂れ流しているということです。
ジャーナリズムの欠片もありませんね。
中国共産党の宣伝を拡散する、プロパガンダ紙といえるのではないでしょうか。
一方、朝日系列メディアと全く異なった内容の記事があります。
タイトルを見ただけで朝日の記事が嘘であることが分かります。
⇓
CNS（中華人民共和国 国営通信社） 2020.3.7
マスク生産能力が1億枚を超えたのに…なぜ買えないのか？ 中国（CNS（China News Service）） - Yahoo!ニュース
＞「中国のマスク生産能力は、1日あたり１億枚を超えた！」—新型コロナウイルスの感染が拡大する中、このニュースを聞いた人はみな驚き、ようやくマスクが買えると喜んだ。ところが、近くの薬局に聞くと、その返事は失望させるものだった。
「生産能力が上がっても、薬局の棚にマスクは並ばない」。これが現実だ。ネット通販のプラットフォームは、入荷はしているが、湖北省（Hubei）向けの出荷を優先するとしている。
ネット通販大手「京東（JD.com）」によると、第一陣のマスク1500万枚の販売は3日から開始し、１ユーザーあたり上限200枚、単価1.98元（約31円）とし、送り先住所は湖北省に限るとしている。
阿理巴巴（アリババ、Alibaba）は、2日以降、湖北省の住民に対し、予約なしでネット通販の「天猫（Tmall）」で直接発注すれば、自宅まで配達する。単価は1枚2元（約31円、毎日300万枚を湖北省にのみ出荷するという。
（中略）
1億枚という数字は大きく感じるが、実際は、中国の需要数と比べると、まだ足りない。
以下略
⇑
中国政府発表によると、「1億では足りない」としながら、「日本にはマスク10万枚と五千着の防護服を送る」「韓国・大邱市にマスク２万５千枚」「イランにもマスク２５万枚を送った」そうです。
中国人民に配るマスクや防護服は後回しにして、関係先の国には寄贈する…
中国政府は中国人民の命よりも自分たちの面子を優先していることが分かりますね。
そして中国国内向けには「湖北省の住民優先」と誤魔化しています。
マスクを運ぶのに「移動禁止」されたトラックが入れるのでしょうか？
また、「外出禁止」された住民はどうやって「薬局」まで買いに出たらいいのでしょうか？
前の記事でも書きましたが、湖北省の共産党員は日本などから送られてきたマスクをネットで転売されていたんですよ。
中国政府の発表が本当だとしても、湖北省に運ばれたマスクは共産党員によって転売されると思います。
困窮する武漢の市民
さて、どうして中国政府は無理して日本に「マスクと防護服」を送ってくるのでしょうか？
それには「裏」があります。
読売新聞2020.3.5
日本は「感染の危険が高い印象、世界で拡大」…入国後に隔離・自宅待機させる国も : 国際 : ニュース : 読売新聞オンライン
＞日本政府は「コロナウイルスの感染の危険が高い国というイメージが世界で広がりつつある」（外務省幹部）ことに懸念を強めている。政府は3日、世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長が日本など4か国を「最大の懸念だ」と述べたことについて、事実に基づいて発言するよう申し入れた。これを受け、テドロス氏は「中国以外の症例の8割は、韓国、イラン、イタリアだ」と発言を軌道修正した。
⇑
WHOのテドロス氏は当初「日本、韓国、イラン、イタリアが最大の懸念だ」としていたわけです。 そこには「発生源の中国」がすっぽり抜けていたんです！
なぜ、このような発言に至ったのか？
⇓
日刊ゲンダイ 2020.3.10
新型コロナ論文「日本人の感染リスクが最も高い」の衝撃（日刊ゲンダイDIGITAL） - Yahoo!ニュース
＞「日本人は新型コロナウイルスに弱い」—。ネット上にこんな情報が飛び交っている。出所は「In Deep」というサイトに掲出された「新型コロナウイルスに感染するリスクが最も高いのは、日本人と中国人」という内容の記事だ。
（中略）
■発端は中国人研究者
（中略）
「ウエイ氏らの論文が科学雑誌に送られたのは1月末のようです。この種の論文は研究者2人の査読と別の専門研究者の追試を待たなければなりませんが、査読が済んで雑誌に掲載されるまでに平均で半年はかかる。以下略」
中国人や日本人が「感染しやすい」というのではなくて、ウイルスが疑われたにもかかわらず、中国政府やWHOが隠蔽していたから多数の犠牲者（感染者）が出たわけです。
中国政府とWHOの隠蔽のせいで、世界中の人たちが「武漢肺炎」に感染してしまったのです！
問題のすり替えをしているように感じてならないのですが。
感染者が多いのはイランとイタリア、韓国なんですが…どうして「日本人」が名指しされたのでしょうか？ 何かWHOのテドロスの悪質な情報（日本を最大の感染国）に仕立て上げるための工作ではなかろうかと疑いたくなります。
産経新聞2020.3.5
【日本を「感染大国」に仕立てる中国】
＞ 中国が日本からの訪問者を隔離する措置を取ったのは、何も「感染拡大を防ぐため」ではない。別の隠された理由がある。
一つとして考えられるのは、中国政府が例のクルーズ船の一件が世界にクローズアップされたことに便乗して、意図的に、日本を「感染大国」に仕立てていくことである。それによって、本来世界一の感染国である中国から、国際社会の目をそらすことができるからだ。
中国政府のもう一つの狙いは国内における宣伝効果であろう。つまり、「日本や韓国などは政府の無策や制度の不備で感染が拡大している」と国内向けに言いふらすことによって、逆に中国政府がうまくやっているとの印象を国民に植え付けるのである。
実際、人民日報系の環球時報は同月24日と25日連続で社説を掲載し、日韓両国の対応策については「行動が遅い」「後手で信念を欠く」と批判している。
（中略）
このようにして中国国内では、今、日本に「感染大国」の汚名を着せる動きが始まっている。われわれとしては大いに警戒すべきであろう。
以下略
日本のマスメディアも中国政府の宣伝を載せています。
“日本人は感染への恐怖心がなく、対策は生ぬるい”と中国人が感じている理由（FNN.jpプライムオンライン） - Yahoo!ニュース
＞「中国なら処罰される」「資質の高い国にこんな人は少ないが強制手段を執らないとゼロには出来ない」「これも自由の一つだから」「日本はこんな管理能力だから毎日感染者が増えるんだ」など驚きの声があがる。
（中略）
一方、中国ではハイテクを駆使した徹底管理が進んでいる。
（中略）
中国政府はビッグデーターを元に感染者の追跡と管理を徹底している。感染者との接触歴や感染地帯在歴の虚偽申告、自宅隔離中の無断外出には身柄拘束や罰則も科される。感染を申告したり、見つけて報告すれば奨励金を出す街もあり、市民の相互監視も利用する。
（中略）
対策が遅く緩い日本からの感染警戒感は高まる一方
（中略）
終息時期が予測されるようになった中国。日本はどうなる…？
（中略）
（執筆：FNN上海支局 城戸隆宏）
「上海支局」からの記事ということですので、当然、この記事には「中国共産党のバイアス」がかかっていますね。
「日本は後手にまわり、対策が緩い」が、「中国はハイテクを駆使してすでに終息に向かっている」という宣伝ですね。
「中国政府が隠蔽したせいで、日本にウイルスがばら撒かれた」ということは隠していますよね。
「武漢肺炎」が世界中に拡大したのは、中国政府が隠蔽したからです！
にもかかわらず、日本を馬鹿にしているのです。
＞「中国政府はビッグデーターを元に感染者の追跡と管理を徹底している」
( ﾟДﾟ)ﾊｧ?
中国は「一人っ子政策」を長く続けていたので、逆に「戸籍のない」人も沢山います。
二人目を産むと罰せられるからです。
「戸籍のない人物」まで中国政府が「データー」に入れるのは不可能でしょうね。
＞「感染を申告したり、見つけて報告すれば報奨金を出す街もあり、市民の相互監視も利用する」
オー!、コミンテルンから出来た「密告制度」ですね！
中国では、まだ「密告制度」が残っていたんですね！
これで、多くの無辜のロシア人や各国の共産主義者が粛清されたんですよ！
日本共産党員もこれで粛清されていますよ。しかも党員同士の裏切りで。
これを賛美するとは……
もう言葉もないですね。
もう少し書きたいところですが、かなりの長文になりましたので、またの機会にさせていただきます。
それにしても、日本のメディアが中国政府の宣伝に加担しているのは実に悲しいことですね。
こうして「中国人民」や「日本国民」を騙して陥れていることに「良心の呵責」というものを感じないのでしょうか？
最後までお読みくださいまして有難うございます。
誤字・脱字がございましたらお許しくださいませ。
リンクフリーの記事です。
皆様のお役に立ちましたら幸いです。
