露国スパイ事件でソフトバンク元社員逮捕

今日もお立ち寄り有難うございます。

 

中国の“生物兵器新型コロナウイルス)”が、世界中に広がりつつありますね。

日本もどこか「対岸の火事」的な雰囲気を感じますが、実際に訪日中国人から感染者が出たということは、それまでに接触していた人たちも、潜伏期間が過ぎた頃に発生するという事態があるかもしれませんね。

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さて、今日は戦前から続くロシア(旧ソ連)のスパイについて書きたいと思います。

 

産経新聞 2020.1.26

【露スパイ情報収集に暗躍】

ソフトバンク元社員逮捕】

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>大手通信会社「ソフトバンク」の元社員が不正競争防止法違反の疑いで逮捕された事件では、在日ロシア通商代表部職員らが元社員に接近し、現金提供や飲食接待を重ねて営業機密を提供させた疑いが明らかになった。警視庁公安部は機密情報漏洩事件を相次いで摘発しており、今月には航空自衛隊の元幹部(58)を逮捕した。

 自衛官、光化学機器や半導体関連の民間社員らはこれまでも外国スパイの標的にされてきた。東京五輪パラリンピックを控えてテロへの警戒度が高まるなか、情報管理の態勢強化が求められる。

 

 ロシア通商代表部の職員による情報収集活動は、標的とする日本人を選定し、接待や現金報酬などで取り組んでいく手口が用いられることが多い。

(中略)

 ロシアのスパイは、旧KGBの流れをくむ対外情報庁(SVR)や軍参謀本部情報総局(GRU)に所属しながら通商代表部など公的な身分で活動。

以下略

 

ロシアのスパイ事件といえば、世界を震撼させた「ゾルゲ事件」が有名ですね。

ゾルゲに連座して多くの日本人も逮捕されました。

参考記事:日本共産党の「日本人民共和国憲法(草案)」 - 姥桜

【亡国スパイ秘録】佐々淳行著 より

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「満鉄」関係者が多いですね。

つまり「満州」は共産主義のスパイが多いかったということでしょう。

ソ連(現ロシア)が隣に鎮座しているわけだから当然といえば当然のことですが。

ゾルゲと死刑になった元朝日新聞記者の尾崎秀実も満鉄にいたようです。

戦争に勝ち続けていた日本が敗戦したのは、ゾルゲの諜報があったからです。

参考:Category:ソビエト連邦のスパイ - Wikipedia

 

さて、今回の事件で私が思い出したのは、「ゾルゲ事件」ではなく、「二・二六事件」なんです。

当時の度重なる日本政府要人の暗殺やテロはすべて裏で「ソ連」が仕掛けたもので、当時は主に日本共産党員がスパイ工作をしていたわけですが、ソ連は一般人もオルグしていたのです。

日本の「反日種族主義者(左翼)」などは、「二・二六事件」を「軍部の暴走」と言ってますが、青年将校たちを騙して叛乱させたのは上海を根拠地にしていたソ連コミンテルンでした。

これは以前、記事にしていますので参考にしてください。

参考記事:韓国の英雄「独立軍」の不都合な真実① - 姥桜

 

 

さて、赤い日本人がソ連の“スパイ”になっていた記事がありますのでご紹介します。

 

神戸大学新聞文庫 1936.5.5(昭和11)神戸又新日報

【東京事件を機にソ連に売る機密】

【天・人俱に許さざる売国奴

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二・二六事件を契機として恐るべき売国的スパイが続々検挙されているが、これまた通信社首脳部が職業を利用して国策を裏切り軍事機密を売り込み今事件を期して国内攪乱を計画した某国の手先となって重大な役割を務めていたという、天人俱に許さざる非国民的スパイが発覚して検挙された。

(中略)

 同通信社は某国大使館の有力な外郭諜報機関となり〇〇通信社東京支社とともに各方面に亘って暗躍を続けていたもので曾て北鉄譲渡交渉が東京において日、満、蘇(※ソ連)三国間に進められていた。

 

 当時、上田は態々密かに渡満し在満日本各機関首脳を歴訪して極秘情報の認知に務め、急遽帰京して報告書を作成し、某々方面の要人に売り込むために同交渉は日満側に非常な不利な情勢となり、一時は決裂の已む無きに立ち至ったことさえもある程で、彼の行動に対しては当局は厳重な警戒を加えていた。

 

 然るに上田等はその後も更に態度を改めず、益益某国機関との関係を密接にし、その手先となってモスクワで発行される共産党機関紙掲載の日本に対する凡ゆる中傷記事を巧妙な方法で入手し、毎週一回発行の情報にこれを転載し、これには主として蘇満国境における日満両国軍の行動や日本の大陸政策に関して悉(※ことごと)く我が国が国策を阻害するが如き記事を掲げ、国内攪乱のためと某国の対外宣伝のため重大な役割を務めていたものである。

 

 同人らは最近津軽要塞地帯の写真を某々方面から入手し自社発行の雑誌に掲載して、これを多数蘇国方面に発送したことが発覚し、要塞地帯法違反として送局されたことがあるが、あるごこまでも某国大使館の手先となって暗躍を続けていた。

 前記両名は、二・二六事件が勃発するや更に活動を開始し、戒厳司令部命令に関する中傷記事を通信情報に転載し、約五十部を蘇国および中日同国機関、日蘇貿易関係者その他の各方面に頒布し、軍事上の利益阻害を策して非国民的不逞行動を続け来ったもので、憲兵隊当局では陸軍刑法第九十九条を適用し、断乎処断する模様である。

 

今回の通信社・ソフトバンク元社員はどうやら“アカ”ではないようなので、戦前の共産主義者ほどの売国行為はしていないものの、ロシアの諜報にも注意をはらう必要がありますね。

 

日本国内にとどまらず、戦前から赤い朝鮮(韓国)人もソ連のスパイとして暗躍していました。

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神戸大学新聞文庫 1936.8.17(昭和11) 大阪毎日新聞

【三年間に亘り露国に機密を売る】

【スパイの一味大検挙】

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>羅南憲兵分隊発表

 羅南憲兵分隊では七月三十一日、来清津浦項洞李一松、朴春哲―いずれも仮名―ら数十名を検挙、取り調べていたが右二名を十日、軍機保護法違反として清津地方法院検事局に送った。

 

 李は九年春、露国煙秋軍諜報部の密偵に雇われ咸鏡北道内露国密偵特置員となりスパイ網を引き受け、各地の軍事機密および産業をさぐり月一回乃至二ヶ月に一回暗夜を利用し、琿春方面の国境から煙秋に赴き諜報、年に三千円の報酬を受けていたもので、七月末、李が機密文書を持たせ煙秋に密航させた―朝鮮人が道に迷って琿春憲兵隊に逮捕されたことから三年にわたるスパイ行動が明らかになり検挙されたものである。

 李、朴が露国に諜報した重なるものは羅津の軍事輸送状況と羅南、会寧の各守備隊の入営兵数、飛行機、自動車隊の特殊演習、会寧飛行場および国境要地の軍隊、警察官の配備、清津無電車隊の改編、鮮内大建築物、鉄鉱山、水電に重点を置く産業状況など憲兵隊でも驚くほどの機密を最大もらさず諜報していたものである(羅南発)

 

次は、現在の「中国大使館」を想像させるような話です。

当時のソ連(現・ロシア)の露骨なスパイ活動

     ⇓

神戸新聞新聞文庫 1936.3.28(昭和11) 東京朝日新聞

【戦慄すべきスパイ群】

治外法権の大使館に根城を置き盛んに暗躍】

【目にあまる傍若無人さに監視陣をいよいよ強化】

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>国際関係の危機が濃厚となるにつれ各国諜報機関は入り乱れて帝都に暗躍し、各取締当局はこれが検挙に腐心していたが、何分にもかれ等は大使館という治外法権を楯にしているだけ軽々に検挙も出来ず空しく遠巻きにして機密の入手を監視する状態であったが、二・二六事件勃発と同時に、彼らスパイの活動も俄然活発となり目に余るほど露骨の行動に出てくるので、各取締当局も決然立ち『国交上云々』という彼ら一流の逃げ口上を押切り検挙を開始し、現在までに二十数名の一流スパイを逮捕した。

 

そのうちで最も活動しているのはロシア大使館で、日本共産党員の起訴や執行猶予となっている者を手先に使い、日本の各方面入り込ませ、どうして手に入れたかと思われる程の機密をどしどし本国に送ったものである。

 

 次は支那大使館でこの方面では札付きの黒沢礼吉を班長とし、二・二六事件の一切の情報を支那に送らんとしていた。

 更に英国大使館においても出入りの某新聞通信員サムソンなる者は既にスパイとして神戸から送還している程である。

 何れも二・二六事件一切の情報を外国に送らんとするもので、真に戦慄すべき状況であり、各要路者は訪問者や出入りの常連に対しても一層戒心して軽率に談話を試みられぬよう希望されている。

 かかる状況なので内務省は警視庁や全国警察部に対し、各二、三名ずつの外事係を増値、もしくは新設しスパイ専門の探訪を強行することとなった。

 

不逞をかくす仮面 なかにはX二十七号

 

 二・二六事件の突発により東京憲兵隊では、事件関係者の取調べに忙殺されつつも、軍事機密防衛の第一線たるその使命によ要注意在留外人の動静の監視をつづけ親日の偽装のもとに暗躍をした小石川区江戸川アパート止宿のインド亡命志士某(四五)=特に名を秘す=や横浜市中区大岡町通信販カール・ルイス(七四)等を検挙した。

 スパイ一味は各種の偽装のもとに知名一流の人士に近づき或いは関係を結んだ女性を所謂『X二七号』式に利用せんとしたりするもので、それとは別個の目的で撒布される各種怪文書を入手して、その中よりわが政治上の勢力関係を察知したり、情報蒐集(※収集)の端緒を捉えんとつとめている。

 この取調べにより、かれ等の魔手に躍らされんとした者、またはこの愛欲の犠牲になった多数の有閑日本婦人の醜き愛欲行状記も自白のもとにさらされようとしている。

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各国が「二・二六事件」の情報を欲しがったのは、やはりこの事件はただの「青年将校の叛乱、暴走」ではなかった、という証拠ですね。

二・二六事件」やその他の日本政府要人の暗殺事件も、すべて「ソ連」が関わっていたということではないでしょうか。

その決め手の一つは、伊藤博文暗殺に使われた「ブローニング銃」を犯人たち(日本の共産主義者)が所持していたことです。

「ブローニング銃」はレーニンが買い占めていたという情報もあります。

 

それにしても、この記事は「ハニートラップ」のことも書かれていますね。

今昔問わず…色仕掛けにかかる殿方は後を絶ちませんね。

日中友好」なんて言葉に躍らされている反日種族主義者(左翼)や媚中派の政治家も何と多いことか…

 あっ、恐ロシヤにも気をつけましょうね。

それから、日本共産党…戦前はソ連から金を受け取っていたし、日本の軍事機密をソ連曰流していたし、朝鮮人をそそのかして半島を赤色にしたのも日本共産党員たちですから。

参考記事:コミンテルン日本支部・志位氏が墓穴を掘る - 姥桜

今も韓国に嘘の歴史を刷り込んで反日(スパイ)活動をしています。

 

最後までお読みくださいまして有難うございます。

誤字脱字がございましたらご容赦くださいませ。

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