今日もお立ち寄り有難うございます。
いよいよ、日本も感染爆発の危機が迫ってきましたね。
さて、日本の報道では「アビガン」の有効性が取り上げられていますが、これがまた中国に技術を盗られてしまっているんですよ。
中国は日本から新幹線の技術を盗って、世界に中国新幹線として輸出しているんですね。 マツダ自動車も技術を盗り上げられてしまったことがありました。
最初に進出した「ヤオハン」も、「森ビル」も…中国に進出した企業で無傷でおられる訳がありませんでした。
私が勤めていた会社(●●●メーカー)は中国の汚いやり方に憤慨して、早々に中国から撤退していました。
それが結局、良かったわけですが。
今度は「中共ウイルス」に効果があるとされる「アビガン」も、「中国製アビガン」となってしまっているようです。
「技術を盗られて、追い出される」というのが、中国に進出した企業の末路なんですね。こういったチャイナリスクは10~20年前から囁かれていたのに、経団連は一体何をしていたんでしょうね?
下記記事は色々貴重なことが書かれているのですが、今回は時期柄「アビガン」のことをピックアップして記事にしたいと思います。
⇓
産経新聞2020.4.6
暴かれた中国依存の脆さ
> インフルエンザ薬「アビガン」も見てみよう。
安倍首相はコロナウイルスに、富士フィルホールディングス(HD)傘下の製薬会社、富士フィルム富士化学が販売するアビガンが有効だと語り、同社は3月31日から国内でアビガンの治験に入った。
他方中国ではすでに、アビガンの有効成分、ファビピラビルの治験は終了し、中国科学技術省はアビガンの有効性を発表した。
富士フィルムの中国における特許はすでに切れており、ライセンス契約も終了しているため、中国製のアビガンが世界で大量に使用されても富士フィルムの利益には貢献しない。
日本だけでなく、米国も、先進医薬の技術を事実上中国に渡す形で中国とのビジネス関係を結んできた。 結局、技術は奪われ、医薬品を中国の供給に頼ることにならざるを得ず、中国に弱みを握られることになる。
その結果、何が起きるか。 中国共産党の機関メディア、新華社が3月4日に掲げた社説の次のくだりはその意味で注目に値する。
「中国は医薬品の輸出制限規制をすることも可能だ。その場合、米国はコロナウイルスの大海に沈むだろう」
まさに国民の命を人質にとった恫喝(どうかつ)である。
日本政府も企業も、対中関係の要素を加えて考え直さなければならない。
まず「武漢ウイルス」に国民の力の結集で打ち勝ち、緊急事態宣言も見直していこう。 優しいだけの日本国の建てつけを、憲法を改正してまともな形に直していこう。
日本の報道だけ見ていたら「米中貿易戦争」と、あたかも「GDP争い」ぐらいの感じでしか受け取れませんが、新華社の社説は北朝鮮の「ソウルを火の海にしてやる」といった論調と同じで、「朝鮮戦争」(実際には北朝鮮も韓国も戦闘能力が劣っていたので、ソ連、中国VSアメリカを中心とした連合軍の戦争だった)が再燃したということでしょうね。
そして、かつて日本は中国の戦法「孫氏の兵法(騙しのテクニック)」に陥れられて、米国(米国も騙されていた)との対戦で負けた…この戦前からの「負けの法則」を突っ走っているのが実情だという事でしょうか。
さて、ここからは「中国と韓国の同盟関係『反日共同戦線戦略』⑨」の内容に入らせていただきます。
【中国に勝つ 日本の大戦略】
北野幸伯 著
>2008年からはじまった「100年に一度の大不況」を乗り切り、「世界経済唯一の希望」になった中国。
しかし、習近平がトップになった頃から、勢いがなくなっていきました。
そこで、習近平が打ち上げた巨大な構想が「一帯一路」と「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)です。
どちらも、2013年10月のインドネシアAPECで、習近平が提唱しました。
「一帯一路」の「一帯」は、中国、中央アジア、欧州をつなぐ、「シルクロード経済ベルト」。
「一路」は、中国、東南アジア、スリランカ、アラビア半島、アフリカ東岸をつなぐ、「21世紀海上シルクロード」。
要するに、「巨大経済圏構想」です。
「AIIB」は、日米が主導するアジア開発銀行(ADB)を補完する目的でつくられたと表向きはいわれています。
というのは、アジアは2010~2020年8兆ドルのインフラ投資が必要。
しかしADBは、その2割しかファイナンスできない。
一方中国は、カネもモノも余っている。
それをアジアのインフラ整備に使い、中国の経済問題を解決しつつ、アジアへの影響力を拡大できる。
「一帯一路」も「AIIB」も、壮大ですね。
日本ではしばしば、イイカゲンさを指摘される両構想ですが、これは中国の指導者たちが、「抽象度の高い思考」「大戦略的思考」をしている証拠。
さて、「AIIB」。
アメリカは当初、「東アジア、東南アジアの一部の国が参加するだけの小規模なものだろう」とあまく見ていました。
しかし、2015年3月12日、いわゆる「AIIB事件」が起こります。
イギリスが、アメリカの制止を無視して、「AIIB」に参加することを決めたのです。
これで、雪崩現象が起こります。
3月16日、フランス、ドイツ、イタリアが参加を発表。
3月26日韓国、3月28日ロシア、ブラジル、3月31日エジプト、スウェーデンが参加表明。
フタを開けてみれば、なんと世界57カ国がAIIBに参加する。
その中には、アメリカと同盟国、親米国も数多くいる。
たとえば、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、イスラエル、オーストラリア、韓国などなど。
ポイントは、「アメリカと特別な関係」と呼ばれたイギリスが、先頭を切ってアメリカを裏切ったことでした。
(中略)
アメリカが「AIIBに参加するな」と要求し、イギリスは、それを無視したことがはっきりわかります。
これで、他の国々は、「アメリカと世界一の仲良しのイギリスがAIIBに入るのなら、私たちも許されるであろう」と判断します。
(中略)
中国は、大敗北を喫したアメリカを笑います。
<中国国営新華社は論評で「ドイツ、フランス、イタリア、そして主要7カ国(G7)のメンバーで米国の長年の同盟国である英国の加盟は、米国が掲げる『反AIIB』の動きに決定的な亀裂を生じさせた」とし、「負け惜しみは米国を孤立させ、偽善的にみせる」と批判した>(同前):ロイタ―2015年3月24日付
「負け惜しみはアメリカを孤立させ、偽善的にみせる」そうです。
オバマさんは激怒したでしょうが、事実なので仕方ありません。
(中略)
これらの国々は、「アメリカのいうことを聞かなかった」。
つまり、アメリカの覇権(支配)を拒否した。
だからこれは、「アメリカが覇権を喪失した象徴的事件」なのです。
そして、アメリカの要求を無視した国々は、逆に中国のいうことを聞いた。
もちろん、これで「中国が覇権国家になった」と考えるのは早計過ぎます。
しかし、「覇権に近づいた」とはいえます。
では、同盟国たちは、なぜアメリカを裏切ったのでしょうか?
理由は2考えられます。
一つは、「AIIBに入った方が儲かりそうだ」と判断した。
二つ目は、「逆らっても、オバマ米国は何もできないだろう」と判断した。
(中略)
アメリカの覇権は、もはや「風前の灯」でした。
長くなりましたので、続きは次回へとさせていただきます。
これを見て、カネのためなら人権無視(チベット、ウイグル人、法輪功の人々を粛清し臓器狩りしている)の中国にひれ伏すヨーロッパの本性が見えてきた気がしました。
あー、韓国はね…「李氏朝鮮」時代から「事大主義」なんですね。
強いと見た方にすり寄る民族ですからね。当然といえば当然なんですよ。
偉大なる韓国人は「強い者の味方、弱い者の敵」になるのが「正義」なんですね。
さて、卑しい中国は安っぽい「友好(マスク外交)」を口にしながら、昨日も日本の領土を盗みにやってきています。
産経新聞2020.4.6
沖縄県知事よ…中国に何も言えないのか? 情けない!
誤字脱字がございましたらご容赦くださいませ。
リンクフリーの記事です。皆様のお役に立ちましたら幸いです。