今日は「竹島の日」なのだが…政府もメディアも軽視

今日もお立ち寄り有難うございます。

 

 テレビなどのメディアでは「スーパー猫の日」と浮かれ気味の今日この頃。

 「スーパー猫の日」?

 スーパーで「猫の日」にちなんで大安売りでもあるのかな?

 …と最初は何のことかと分からなかったのですが、今年は「2022年2月22日」ということで、「2(ニャンニャン)のゾロ目の日」ということだと今頃気が付きました。

 

 私はこれ以上不幸な野良猫たちを増やしたくないとの思いで不妊去勢手術や保護などをしてきた手前、世の中が「ニャンニャンの日」と騒いでいるのはまんざら嫌ではありません。

 私が近所の野良猫のTNRや保護をし出した20年前は、近所の猫嫌いな人から罵声と嫌がらせが絶えなかったので、やっと「野良猫たちにも光が差し込んできた」感じがして少し嬉しい気持ちです。

 

 しかし、その裏で、今日も残忍な虐待や捨て猫があることを忘れないで欲しいと思うのです。

 

 さて、世の中(TV)が「ニャンニャンの日」などと面白可笑しく放映しているわけですが…

 日本の主権にかかわる「韓国に不法占拠された竹島」問題には全くと言っていいほど触れないテレビと日本社会。

 

 なぜなんでしょうか? 日本の領土が不法占拠されているにもかかわらず気にも止めない日本人が多いのは…

 

 私が思うに…これは歴代日本政府の怠慢がそのまま日本社会に反映されているのではないかと思うのです。

        ⇓

産経新聞 令和4年(2022年)2月22日

 

>【主張】

竹島の日 政府制定で強い態度示せ』

 島根県条例による17回目の「竹島の日」を迎えた。歴史的にも国際法的にも日本の領土である竹島を、韓国が不法占拠して70年近くたつ。

 2月7日の北方領土の日」は政府制定にもかかわらず、「竹島の日」はなぜ、県条例のままなのか。

 

 島を本気で取り戻そうという気概が伝わってこない。

 腰の引けた姿勢では、韓国に足元をみられるだけだ。領土を守るのは国の債務である。政府には主権国家として毅然とした態度を明確にしてもらいたい。

 

 松江市で22日に開催する県主催の「竹島の日」記念式典で、県は岸田文雄首相や5閣僚に招待状を出した。 だが、今年も政務官の派遣にとどまった。韓国への外交的配慮だとすれば、無法を増長させるだけだ。来年は首相や閣僚を派遣すべきである。

 

 明治38(1905)年、政府は閣議決定竹島島根県編入した。この際、どの国からも抗議はなかった。韓国はサンフランシスコ平和条約の発効で日本が主権を回復する前の1952年、「李承晩ライン」を設定し、自国領であるとの主張を始めた。その後、警備隊を常駐させて不法占拠を強化している。

 

 日本政府は昭和29年から平成24年国際司法裁判所(ICJ)への提訴を3度呼びかけたが、韓国はいずれも拒否した。当事者同士の合意がなければ審理できない仕組みだが、あきらめれば韓国の思うつぼである。日本は何度でも提訴を働きかけ、韓国による竹島の不法占拠を国際社会に知らしめる機会としなければならない。

 

 韓国は、国家主導で研究機関や展示施設を設置し、子供たちに幼少期から徹底した教育を行っている。韓国では「独島(竹島の韓国名)は韓国の領土)は常識だ。

 一方の日本だが、令和元年の内閣府世論調査では、2割強が竹島が日本固有の領土であることを知らなかった。都内にある政府運営の「領土・主権展示館」の有効活用や外国語による情報発信の強化など周知徹底を図りたい。

 

 韓国の歴代大統領は、竹島を政権浮揚に利用してきた。その姿勢は今後も変わるまい。ただ、3月に選ばれる新大統領は、一次史料に基づく日本側の主張に耳を傾けたてみたらどうだろうか。やましいところがないなら、ICJでの審理にも応じるべきである。

    ⇑

 やはり…日本政府のやる気の無さが、韓国を増長させているわけですね。

 しかも、日本人に「国の主権」という意識がないのは、歴代政府の「国の主権を守る」という意識が欠如しているからに他なりません。 

 

 「韓国は幼少期から徹底した教育を行っている」とありますが、実際は「韓国は幼少期から徹底した洗脳教育を行っている」が正しいのではないでしょうか。

 これは、大方どの国も自国に都合の良いように教育しているんですが、日本の場合は「敗戦後のGHQにより徹底した自虐史観の洗脳教育」をされてきていますので、自ずと韓国優位の世論になってしまうんですね。

 

 さて、日本政府が「竹島島根県編入した」のが「明治38(1905)年」ということなんですが…

 それでは、なぜ当時の朝鮮王は日本に文句の一つも言わなかったのでしょうか?という疑問が残ります。

日韓併合」は「1910年」ですので、当時の「朝鮮半島」は日本の統治下にありませんでした。にもかかわらず朝鮮は何も言ってこなかったのでしょうか?

 こういった矛盾したことからも日本政府も韓国政府も整理していく必要があるのではないでしょうか?

 

 「3月に選ばれる新大統領は、一次史料に基づく日本側の主張に耳を傾けてみたらどうか」…

 まず、韓国政府関係者に「漢字」が読める人がいるのでしょうか?

 韓国はなぜか「漢字」を棄てましたよね(おそらく、中国の属国だったことを隠すためではないかと思いますが)。

 そもそも朝鮮半島では日本に併合される前は「両班」という一部の権力者が漢字を使用していて、多くの庶民は文盲だったわけですよ。

 日韓併合で「オンムン(諺文)」と呼ばれるハングルを広めたのは日本人なわけです。

 つまり、現在の韓国人は「文盲」向けのハングルを公用しているんですね。

 なので、「日本の一次史料」などという高度なものは読めないのではないでしょうか。

 反日のくせに日本人から教えられたハングルを公用する韓国人の矛盾…

 

 

 さてさて、それではなぜ李承晩は勝手に「李承晩ライン」などを主張してきたのか?ということなんですが…

「李承晩ライン」が設定されたのは、「1952年」なんですね。

「1952年」というと、「朝鮮戦争真っ只中」なんですよ。

 

当時の韓国の様子…

    ⇓

GHQ 知られざる諜報戦】

C.A.ウィロビー著

>1950年までに、韓国陸軍は総計8個師団、10万人を数えた。李(李承晩韓国大統領)は、常に好戦的な態度を見せていたので、米国顧問団は、この軍隊に戦車、銃砲、軍用機などを与えるのを拒否していた。

(中略)

 砂煙を上げて疾走する車のなかで、マッカーサーも私も、敗走する韓国軍が雪崩をうって後退してくるのを目撃した。すさまじい混乱状態である。

 

    ⇑

つまり、李承晩は好戦的過ぎて米国からも敬遠されていて、揚げ句の果ては北朝鮮軍から敗走し混乱状態だった…わけです。

そんなおりに、李承晩は日本の竹島を奪うという暴挙に出ているのです。

普通に考えれば、李承晩の行動は異常としかいいようがありません。

 

連合軍が韓国を守るために死闘している最中に李承晩率いる韓国軍は敗走した揚げ句に日本の領土を奪うというとんでもなことをした理由が、韓国社会特有の「両班的思想」が原因だったようです。

日韓併合前の韓国は「一部の両班(特権階級)」が「多くの庶民の財産を取り上げて」いたわけです。

因みにそういった韓国社会の縮図が韓国軍部の中でも働いていたわけですね。

          ⇓

ja.wikipedia.org

>1950年12月時点の韓国軍は、北朝鮮の奇襲攻撃を受けてから洛東江戦線で戦力を立て直すまでに兵力の45%を喪失する一方、同年3月の徴兵廃止により通常の方法のみではまともな兵員召集ができない状態にあった。

(中略)

しかし、防衛軍司令部の幹部達は、国民防衛軍のために編成された軍事物資や兵糧の米などを、不正に処分・着服した。その結果、極寒の中を徒歩で交代する将兵に対する物資供給(食糧・野営装備・軍服)の不足が生じ、9万名余りの餓死者・凍死者と無数の病人を出す「死の行進」となった。

(中略)

また、着服金の一部が李承晩大統領の政治資金として使われたことも明かされ

(中略)

この事件によって、韓国陸軍本部では李承晩への反感が高まった。

 

        ⇑

今のWikipediaでは書かれていないのですが、以前にはこの国民防衛軍事件」で、国民の李承晩への反感を買い、李承晩は自分の罪(軍の物資、食料を着服して自国軍を餓死させた)を国民の目から逸らすために「竹島侵略」を企て実行したということが書かれていました。

 

つまり…李承晩の都合で竹島が侵略されたわけです。

21世紀の現在も韓国民も日本人も、李承晩の都合に振り回されているわけですね。

 

最後までお読みくださいまして有難うございます。

誤字、脱字がございましたらご容赦願います。

リンクフリーの記事です。皆様のお役に立ちましたら幸いです。