日本共産党は「憲法9条」に反対していた。

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護憲派の急先鋒である日本共産党が「憲法9条」に反対していたことをご存知でしょうか?

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【1946年4月10日、女性の選挙権を認めた新選挙のもとでの初の衆議院選が実施され、5月16日、第90回帝国議会が召集された。 主要な議題は、大日本帝国憲法の改正手続きに基づいて衆院に提出された憲法改正案だった。

 

この国会で、共産党は明確に憲法9条に反対した。

この議事録は、現在でも誰もがインターネットで検索できる。

 

『衆議院憲法審査会 関係会議録 本会議 昭和21年8月24日(第35号)』

         ☝ リンクしてあります。

 

消し去ろうとも消せない歴史的事実として残っているのだ。

採決をめぐる議論が大詰めを迎えていた同年8月24日、衆院憲法改正法特別委員会委員長、芦田均(後に首相)による改正案の報告に対し、反対の討論に立ったのが92年に共産党を除名された野坂だった。

 

共産党を代表して本会議で登壇した野坂は、憲法改正案について「進歩的」と一定の評価をしつつ、「完全な民主主義を実現せず、むしろ不徹底と曖昧と矛盾に満ちている」と糾弾を始めた。

 

まず、皇室制度の存続反対を訴えたあたりは、いかにも共産党らしいが、ともに攻撃の矛先を向けたのが「9条」だった。 野坂は訴えた。

 

「草案は戦争一般の放棄を規定している。 これに対して共産党は他国との戦争のみを規定することを要求した」

 

「(略)われわれは、このような平和主義の空文を弄する代わりに、今日の日本にとってふさわしい、また実質的な態度をとるべきであると考える

 

憲法第2章(9条)は、わが国の自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある。 それゆえにわが党は民族独立のためにこの憲法に反対しなければならない」

 

野坂が「一個の空文」とまで揶揄した憲法改正案の第2章の条文は次の通りだ。

第9条1項

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」

 

  2項

「前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない」

 

野坂は、「自衛のための戦力保持」を求め、9条に明確に反対したのである

           (中略)

このような発言をすれば共産党朝日新聞からどんな批判を受けるかわからないが、だからこそ、まっとうな意見だともいえる。

           (中略)

反対のうち6人は野坂や当時のトップである書記長だった徳田球一共産党の議員で、共産党は現憲法に反対した唯一の政党だった

           (中略)

共産党として引き続き、現憲法の改正を目指すことを国会の場で宣言したのだ。】

 

※現憲法は日本の敗戦を受けて戦勝国の占領下、「勝てば官軍、負ければ賊軍」の状況で作られたものです(日本が独立する前)。

独立前に他国から押し付けられた憲法なら、独立後に日本人の手で改正するのが真の独立国だと思うのですが、皆様はいかがお考えでしょうか?

 

「9条」があっても、北朝鮮のミサイルは飛んでくるわ、沖縄の海には中国船が毎日のように領海侵犯してくるのは、日本国民にとって「平和」な状態なのでしょうか?

また、北朝鮮による「日本人拉致問題」なども取り残したままで、真の平和国家といえるのでしょうか?

 

 

産経新聞2017年10月25日(水)正論 

田久保忠衛 杏林大学名誉教授

「国際情勢の大転換に備えよ」

71年前の昭和21年にマッカーサーはいわゆるマッカーサー3原則の2項に「日本は紛争解決の手段としての戦争のみならず自国の安全を維持する手段としての戦争も放棄する」と書いた。 民生局のケーディス大佐は、これはあんまりだと考えて修文した。

それがいまの9条だ。

 

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