ユダヤ難民を救った樋口中将と上司の東条英樹参謀長

今日もお立ち寄り有難うございます。

 

皆様は「杉原千畝」という方をご存じですよね。

戦中、リトアニアの日本領事館に赴任していた氏がナチス・ドイツの迫害から逃れてきたユダヤ人達の「命のビザ」を発給し続けて多くのユダヤ人の命を救った外交官です。

昔、テレビで放映されていたので、私も覚えています。

「東洋のシンドラー」とも呼ばれている立派な方です。

 

ただ、残念なのはテレビなどでは、杉原氏が後に旧ソ連によって「シベリア抑留」されていたことは伝えられませんでした。

そして、戦後は日本政府により杉原氏が不遇の扱いを受けたというような解説がありました。

なぜ、日本のメディアは旧ソ連の犯罪を隠すのでしょうか?

 

全体的な流れとして、「日本政府の意思に反してユダヤ人を救った罪により、戦後は不当な扱いを受けた」という感じでした。

私もそのまま信じていたのですが…

 

産経新聞 令和3年(2021)4月17日

【第二次大戦前、ナチスからユダヤ人救う】

【樋口中将の銅像 建立委員会設立】

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第二次世界大戦直前、ナチス・ドイツの迫害からユダヤ人を救った陸軍中将、樋口季一郎(1888~1970)の功績を顕彰する銅像を樋口の出身地、兵庫県の淡路島に建立する計画が進んでいる。

 孫の明治学院大学名誉教授の隆一氏を代表とする銅像建立委員会が設立された。

 

 創立委員には、戦略論研究で世界的権威の米歴史学者であるエドワード・ルトワック氏らが名を連ね、来年秋、同県淡路島市の伊弉諾神社などに銅像建立を目指し、5月に一般社団法人を設立、約2千万円の寄付を募る。

 

 樋口中将はハルビン特務機関長だった昭和13(1938)年、ナチスの迫害を逃れソ連を通過してソ連満州国境に逃れながら立ち往生していたユダヤ難民満州国に受け入れ、脱出ルートを開き、救出人数は2万人とされる。

 

 ドイツと防共協定を結び、反対が根強い中、樋口中将は捨て身でユダヤ人難民を救出し、上司だった関東軍の東条英樹参謀長もこれを不問に付した。

同委員会は、銅像建立を通じ人道行為の功績を発信したいとしている。

 

 

この記事を読んで、「あれ?」と不思議に思ったことがあります。

テレビなどのメディアでは「杉原千畝」氏の功績を大々的に報じているというのに、なぜ、同じようにユダヤ人難民を救った「樋口季一郎中将」の功績には口を閉ざしていたのでしょうか?

 

さらには、関東軍の参謀であった東条英樹氏も、樋口中将を咎めることなく「不問」にしていたんですよね?つまり、絶対的権威のあった東条参謀長が「ユダヤ人救出」を認めていたからこそ、多くのユダヤ人の命が救われたんですよ。

なぜ、日本のメディアは真実を報道しないのでしょうか?

 

樋口中将は敗戦後、GHQソ連)によって「戦犯」の烙印を押されました。

そして、東条英樹参謀長は「平和への罪:A級戦犯」として処刑されました。

 

何という事でしょうか!

日本の存亡にかけて、日本国(日本人)の為に戦い、ユダヤ人の命を救った軍人は「戦犯」とされ…処刑されたわけです。

 

こんな無慈悲な話があるでしょうか?

外交官の杉原千畝氏は「シベリア抑留」、樋口中将は「戦犯」という汚名を着せられ、東条英樹参謀長は「死刑」。

こんな出鱈目な東京裁判ですが…

 

GHQ 知られざる諜報戦】

C.A.ウィロビー著

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A級戦犯七名の処刑には、アメリカ代表のシーボルト議長をはじめとする対日理事会メンバーが立ち会った。ソ連代表のデレビヤンコ少将は顔を真っ青にして、ブルブルと震えていた。 いつもの威勢の良さはどこへやらである。

 もっとも、ゾッとしたのはその他のメンバーも同様で、死刑執行後にひっかけた一杯のウイスキーの味は、これまで飲んだ飲み物のなかでもっともまずかったと思う。

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ソ連の少将は東京裁判がリンチ裁判であることを知っていたからこそ、顔面蒼白になり震えていたのではないでしょうか。

 

さらに、樋口中将のWikipediaを読んでいて、「あれ?」と思う部分がありましたのでご紹介したいと思います。

ポーランド駐在武官当時、コーカサス地方を旅行していた途中チフリス郊外のある貧しい集落に立ち寄ると、偶然呼び止められた一人の老人がユダヤ人であり、樋口が日本人だと知ると顔色を変えて家に招き入れたという。そして樋口に対し、ユダヤ人が世界中で迫害されている事実と、日本の天皇こそがユダヤ人が悲しい目にあった時に救ってくれる救世主に違いないと涙ながらに訴え祈りを捧げた。オトポールに辿り着いたユダヤ人難民の報告を受けたとき、樋口はその出来事が脳裏をよぎったと述懐している。

 

 

ポーランドユダヤ人がなぜ「日本の天皇こそがユダヤ人を救ってくれる救世主」と言ったのでしょうか?

もしかして…

消えた古代ユダヤ10支族が日本に辿り着いていたことを知っていた?

そして、日本の天皇が古代ユダヤ人と関係が深いことを知っていた?

 

戦後、GHQによって沢山の日本の古書が焚書とされ焼き払われました。

現在の日本人は戦前の歴史を知らされていません。

学校で教わるのは、GHQお墨付きの「捏造歴史」です。

 

ユダヤ人と日本人…やはり何か縁を感じずにはいられません


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参考記事:遺伝子が語る「従軍慰安婦」の虚構 - 姥桜 (hatenablog.com)

 

 

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