今日もお立ち寄り有難うございます。
さて、またぞろ中国の宣伝(日本人に歴史問題で恩を着せる)記事が登場してきましたよ。
米国では、中国の「恩着せがましい」態度を「放火魔が消防士のふりをしている」(産経新聞2020.3.29「アメリカノート 新型コロナが変える対中関係」)と酷評しているとのことです。
中国は「作戦(中国は英雄)」が失敗して自分が孤立していることに気がついたのでしょう。
そこで中国は、ハタと考えたのでしょう。
「そうだ、ここは米国と同盟関係にある日本人を騙せばいい」
「日本人にはしっかり自虐史観を植え込んでいるから、今回もコロッと騙されるに違いない」
「日本人は義理と人情に弱いから騙すのは簡単」
「日本人は身に覚えもない罪にでもとりあえず謝る癖がある(国際的には謝罪は罪を認めたことになるが、日本人は謝罪は美徳と思っている)」と。
PRESIDENT Onlin 2020.3.29
「武漢ウイルス」と中国を非難する人に知ってほしい日中秘史(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
>新型コロナウイルスが世界を震撼させている。現在、非常事態となっているのはイタリア、スペイン、アメリカなど欧米各国だが、つい1ヵ月前まで、主戦場は中国だった。中国で最初に発生したのは昨年末といわれているが、中国政府が情報を隠ぺいし、初動を誤ったことが原因で世界に感染を広げた“張本人”だとして、中国は世界から非難を浴びている。
(中略)
その同じアジア人同士である日本人の間にも、中国人への差別や偏見はじわじわと広がっているように感じる。
(中略)
そんななか、筆者は『日中戦後外交秘史 1954年の奇跡』(加藤徹、林振江著、新潮新書)という一冊の本と出合った。帯には「日中がまだ『戦争状態』だったころ一人の中国人女性が羽田空港に降り立った。」とある。即座に思い浮かぶ女性はいなかったが、ページをめくってみると、そこには「李徳全(りとくぜん)」という名前があった。
(中略)
この女性や日中双方の外交関係者の粘り強い努力がなければ、中国に取り残された日本人は、戦後、母国に帰国することはできなかった。帰国できた日本人の多くは李徳全に心から感謝したという。
(中略)
新中国建国(1949年)後、李徳全は女性として初めて中国の閣僚(衛生部長=日本の厚生労働大臣に相当)に就任。 中国の赤十字社である「中国紅十字会」の会長も兼任した。
(中略)
クライマックスは、来日の際、李が持参してきた「戦犯名簿」を読み上げ、日本人戦犯の釈放を発表するところだ。 これは大ニュースであり、親族が生きているかも分からず、心配していた家族を始め、多くの日本人に歓喜の声で迎えられた。そのときのことは、2008年11月30日に放送されたNHKのドキュメンタリー番組「“認罪”~中国 撫順戦犯管理所の6年~」の中でも紹介されているという。
(中略)
■特定の国に怒りをぶつけても何も生まれない
以下略
⇑
早い話が、「今、中国は欧米各国から『中国ウイルス』で非難されている。
同じアジア人である日本人は中国の過去の恩に報いるために、中国の味方をしてくれ」
という内容…
ここで気になったのは、欧米各国は「中国人民」を批判しているのではなく、「中国共産党の隠ぺい体質」を批判しているのです。
中国人や韓国人はすぐに「差別だ」「ヘイトだ」と騒いで問題のすり替えをしてきます。
これは、中国政府と韓国政府がそうであるように、都合が悪くなると「差別だ」「ヘイトだ」と話をすり替えるんですね。
そもそも、今回の「中国ウイルス」と「日本人引き揚げ」とは何の脈略もありません!
それから、「中国紅十字会」というのは、「中国の工作機関」であることは歴然とした事実です。
戦後、満州に取り残された日本人たちは、「ソ連」と「中国共産党」の襲来に遭って多くの邦人が「シベリア抑留」となり、強制連行され虐殺されて逃れた邦人が日本へ帰れなくなったのです。
文中の「戦犯名簿」というのは、「シベリア抑留者」から1000人ほどの日本兵がソ連から中国共産党(撫順刑務所)に送られて、過酷な洗脳教育をさせられて、「戦犯」として「認罪」した「中国帰還兵(中帰連)」のことです。
人民網より
参考記事:野党、佐川氏証言を一斉批判=昭恵氏喚問へ圧力強める - 姥桜
参考動画:
※田辺敏雄先生のHPからも、中国共産党がソ連からスターリンから撫順(旧満州)へ引渡された約1000名の日本兵士 たちを「洗脳」をしたことを詳細に書いたHPがあります。
中国戦犯(中共戦犯)・「洗脳」その1 ( 脱・洗脳史講座 )
⇑
参考にしてみてください。
『中国紅十字会』は中国共産党の工作機関である証拠
⇓
【北朝鮮利権の真相】
野村旗守★編
>その後、多少の論争を経つつも民戦は解散し、55年6月に韓徳銖を議長として在日本朝鮮人総聯会(朝鮮総聯)が結成された。
在日朝鮮人の日本共産党員は日本共産党を離党し、朝鮮労働党の指導下に入った。
日本共産党中央の「指示」は、54年10月末に来日した中国紅十字社代表団・廖承志副団長が提起した「他国の内政不干渉」という立場を正しく理解すべきであると述べているから、中国共産党の指令によりこのような転換がなされたのであろう。
以下略
中国紅十字社副代表:廖承志が日本共産党に「劉少奇テーゼ:朝鮮戦争後方攪乱活動」にストップを指示したということは、日本共産党は中国共産党の配下でその指示に従って行動しているということが証明されたということですね。
それから「朝鮮総連」もまた、中国共産党の配下にあるということを証明しています。
ちなみに、廖承志の指示で日本共産党から梯子を外された学生たちが「中核派」「革マル派」「日本赤軍」「よど号ハイジャック犯」などのテロリストになっていきました。
昭和毎日 1953.2.15
【日本人引き揚げ問題で日中会談】
>日本赤十字・日中友好協会・日本平和連絡委員会の3団体が北京で、中国紅十字会代表と、中国在住の引き揚げについての第一回会議を開いた。共同コミュニケが署名され、3月23日に引揚げ第1船が舞鶴に入港した。敗戦から1948年末までに中国から計300万人余りが引き揚げたが、その後、中国の内戦、日中国交断絶のため中断していた。
「紅十字会代表」の顔写真がありますが、「廖承志中国代表」とキャプションがありますね。
上記の記事では、「李徳全」が「中国紅十字会代表」となってますが、中国共産党は適当に実情に合わせて代表が変わるのかもしれませんね。
さて、「廖承志」という人物なんですが…
⇓
【蠢く!中国「対日特務工作㊙ファイル】
袁翔鳴 著
>周(恩来)は廖(承志)らに指示して、創価学会を詳細に調べるとともに、学会を最大限利用して、日中国交正常化を進めるため、「対日工作4人組」を組織した。
日中国交正常化とは、裏を返せば、日本と台湾と断交させることに他ならない。いわば、周(恩来)の対日国交正常化の真の狙いは台湾を国際的に孤立させることにあったのは、その後、中華民国政府が国連から脱退し、中華人民共和国政府が取って代わるなどの歴史の証明するところだ。
この国家的プロジェクト遂行のため、廖(承志)の下に置かれた4人組には選りすぐりの対日工作経験者が選ばれた。孫平化のほか肖向前、趙安博、王暁雲だ。
以下略
ここまで読まれた方は、「中国紅十字社(会)」が中国共産党の工作団体であることがご理解できたと思います。
しかし…いまだに日本のジャーナリスト?と言われる方は、中国を普通の民主国家と勘違いしているんですね。
「中国紅十字会」は民主国家と違って、民間の団体ではありません。
「アリババ」も民間を装っていますが、中国共産党傘下の企業です。
「自称中国問題アナリスト」とか「自称中国歴史家」と言われている方に「?」がつくことが多々あります。
…というか、「無知」ゆえに「中国共産党に利用されている」のかもしれませんが。
参考記事:中国の殺し屋工作員:周恩来を礼賛する異常な人々 - 姥桜
参考記事:なぜ、今頃に日本共産党員(峠三吉)の礼賛記事を載せる? - 姥桜
参考記事:やはり、村上春樹は中国の宣伝利用に使われている - 姥桜
さて、ここから本題の「中国と韓国の同盟関係『反日統一共同戦線戦略』」に入らせていただきます。
【中国に勝つ 日本の大戦略】
北野幸伯 著
>2013年12月26日、安倍総理が靖国神社を参拝しました。
ここまで読まれた皆さんは、おわかりでしょう。
これは、まったく習近平の「思う壺」「飛んで火に入る夏の虫」でした。
「靖国参拝に反対しているのは、中国と韓国だけでしょう?」と思っている方もいるでしょう。
しかし、それは事実ではありません。
実をいうと、「全世界」といっても大げさでないほど批判されたのです。
どんな国でどんな反応があったのか、箇条書きにしておきます。
・2013年12月26日、安倍総理の靖国参拝について、アメリカ大使館が「失望した」と声明を発表。
・英「ファイナンシャル・タイムズ」(電子版)は、安倍総理が「右翼の大義実現」に動き出したとの見方を示す。
・欧州連合(EU)のアシュトン外相は、(参拝について)「日本と近隣諸国との緊張緩和に建設的ではない」と批判。
・ロシア外務省は、「このような行動は、遺憾の意を抱かざるを得ない」「国際世論と異なる偏った第2次大戦の評価を日本社会に押し付ける一部勢力の試みが強まっている」と声明。
・台湾外交部は、「歴史を忘れず、日本政府と政治家は史実を正視して歴史の教訓を心に刻み、近隣諸国や国民感情を傷つけるような行為をしてはならない」と厳しく批判。
・12月27日、米「ニューヨーク・タイムズ」、社説「日本の危険なナショナリズム」を掲載。
・12月28日、米「ワシントン・ポスト」は、「挑発的な行為であり、安倍首相の国際的な立場と日本の安全をさらに強める」と批判。
・同日、オーストラリア有力紙「オーストラリアン」は、社説で「日本のオウンゴール」「自ら招いた外交的失点」と指摘。
・12月30日、米「ウォール・ストリート・ジャーナル」、「安倍首相の靖国参拝は日本の軍国主義復活という幻影を自国の軍事力拡張の口実に使ってきた中国指導部への贈り物だ」。
(つまり、「日本で軍国主義が復活している」という、中国の主張の信憑性を裏づけた)
・同日、ロシアのラブロフ外相は、「ロシアの立場は中国と完全に一致する」「誤った歴史観を正すよう促す」と語る。
どうですか、皆さん?
こういう反応があったことを、ご存じだったでしょうか?
これらを見ると、「反対なのは中国、韓国だけ」という日本国内での報道のされ方は、かなり強引であったことがわかります。
実際には、中韓に加え、米国、イギリス、EU、オーストラリア、ロシア、親日の台湾まで、靖国参拝を批判していました。
そして、この問題は長期化し、「日本はますます孤立化していく」兆候を見せていました。
長くなりましたので、続きは次回に書かせていただきます。
辛いですね…
中国の戦略「日本の孤立化」が成功しているんです。
「中国は放火犯が消防士のふりをしている」
⇑
まさしく、これに嵌っているのが日本なんです。
世界中に「日本のあることないこと」の悪口を触れ回り、「日中友好」を押しつけてくる中国。
毎日、「友好、友好」と言いながら、ヨダレ垂らしながら今日も日本の裏庭から虎視眈々と日本の領土を奪いにやってきます。
⇓
産経新聞 2020.3.30
もし、隣の家が中国のような人だったら、あなたはこんな隣人と仲良く付き合えますか?
最後までお読みくださいまして有難うございます。
誤字脱字がございましたらご容赦くださいませ。
リンクフリーの記事です。皆様のお役に立ちましたら幸いです。