今日もお立ち寄り有難うございます。
テレビのニュースで国民民主党と立憲民主党の合流問題で、小沢一郎が「一兵卒として~」などと感想を述べていたのですが、小沢氏の「一兵卒として~」という言葉を何度聞いたことかと思わず呆れてしまいました。
「一兵卒として~」と言いながら、いつも自分が中心になって「軒先を借りて母屋を乗っ取る」ことばかりしてきた御仁です。
参考記事:人の陣地に手を突っ込む小沢方式 - 姥桜
今回も、国民民主党の代表は玉木雄一郎氏なのに、なぜか“自称一兵卒”の小沢氏がNHKのインタビューで大口叩いていました。
‘’壊し屋”小沢氏が、この手口でいままで沢山の政党が分解され消えていきました。
国民民主党が小沢氏を入党させた時に、すでに今の事態を予想していました。
むしろ、玉木代表が小沢氏を引き入れたことが不思議でなりませんでした。
いつか見た風景…「産経妙」が小沢氏の「一兵卒」について詳細に書いていました。
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産経新聞 2020.8.15
>終戦の日を前に、またもやこの言葉を聞くとは思わなかった。「一兵卒の立場だが、期待に沿うよう努力する」。
国民民主党の小沢一郎衆議院議員は13日、立憲民主党の枝野幸男代表と会談し、両党の「合流新党」への協力を要請されてこう述べた。一兵卒とは、最下級の兵士という意味である。
▼振り返れば小沢氏は旧自由党の党首だった平成15年に、民主党と合流する際も語っていた。「ポストは求めない。一兵卒として政権交代を実現させる」。それがいつの間にか幹事長や代表を歴任して権勢を振るい、民主党の金庫も手中に収めていた
▼22年の民主党代表選で、当時の菅直人首相と一騎打ちを演じ、敗れたときにも訴えている。「一兵卒として民主党政権を成功させるために頑張る」。そのはずが、小沢グループは菅執行部に反旗を翻し、民主党政権崩壊の要因をつくった
▼24年に代表として率いた「国民の生活が第一が」が、嘉田由紀子滋賀県知事(当時)が代表となり設立した「日本未来の党」に参加した際も強調していた。「一兵卒になり、党員の一人として衆院選に臨む」。ところが、やがてたもとを分かち嘉田氏を離党に追いやる
▼そういえば小沢氏は22年の菅内閣発足に当たり、枝野氏に民主党幹事長を引き継ぐときにも「頑張ってくれ。私は一兵卒として微力を尽くしたい」と言っていた。米作家、マーク・トウェインの名文句が思い浮かぶ。「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む」
▼政治家が言う一兵卒とは、いったい何なのだろうか。どうであれ、愛する家族や恋人を守るために戦い、海では水漬く屍となり、山では草生す屍となった英霊に思いをはせるこの時期に、軽々に口にしてほしくないセリフである。
小沢氏は自民党を出る際にも、後足で砂を蹴るようにして出て自民党を下野させる要因にもなりました(椿事件)。その際、自民党の金庫にあった現金が持ち去られたという話もありましたね。
その後も…犠牲者(小政党)は後を絶たず…
そして、今回の「玉木降ろし」もやっぱり「政党助成金」を当てにしたものだと察します。
合流賛成派が玉木降ろしも 国民、19日に議員総会 動議で全員参加採決(産経新聞) - Yahoo!ニュース
>立憲民主党との合流をめぐり、国民民主党は19日、東京都内のホテルで両院議員総会を開く。国民の玉木雄一郎代表は合流の是非に加え、賛成派と反対派の「分党」を認めるようる方針だが、党内には資金配分をめぐる争いなどにつながることを嫌がり、分党に否定的な勢力もある。玉木氏の提案する議案を否決する事実上の“玉木降ろし”に発展する可能性もある。
(中略)
合流賛成派は旧民主党勢力の再結集を目指す一方、玉木氏ら反対派は「改革中道」路線の維持を狙っている。
(中略)
玉木氏の提案が否決されれば「事実上の代表解任」(国民中堅)といえる。さらに、国民の持つ「50億円くらい」(玉木氏)の資金を1円も損なわず、立民に持参すれば、合流新党でも影響力を維持できるという賛成派の思惑も透ける。
以下略
私は国民民主党の支持者ではありませんが、今回の件(国民・立憲の合流問題)に関してはしっかり国政を考え、理念を通している玉木代表を応援しています。
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夕刊フジ 2020.8.20
国民・玉木代表が強烈なド正論! 「内ゲバするなら全額国庫返納」 50億円総取り狙う合流組にチクリ(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース
>国民民主党の玉木雄一郎代表が、ド正論を放った。同党が、立憲民主党への合流組と不参加組に分かれることを受けて、税金から支出された政党助成金が含まれる「約50億円」という資金の行方が注目されているが、「内ゲバなら全額国庫返納」という方針をしめしたのだ。
確かに、選挙目当てで「政策・理念」を無視して離合集散するようなら、新型コロナ対策に使った方がいい。
国民民主党は19日、両院総会を都内で開き、立憲民主党との合流を結成する方針を賛成多数で了承した。新党には、平野博文幹事長や、原口一博国対委員長、小沢一郎衆院議員ら、衆参の所属議員62人の多くが参加する見込み。9月中にも「帰ってきた民主党」とも言われる140人超の新党が誕生しそうだ。
一方、玉木氏は「政策・理念」重視で、合流新党には参加しない意向を改めて表明した。前原誠司元外相や、古川元久代表代行、山尾志桜里衆院議員らも不参加を表明している。
こうしたなか、焦点とみられるのが「50億円」争奪戦だ。合流組は新党への「持参金」が減ると、合流後の影響力が低下するとして、「金を分け合う分党はダメだ」と総取りする構えだ。合流組には、政治資金に精通する“大物議員”もいる。
これに対し、玉木氏は19日の記者会見で、不参加組の議員数に応じた資金配分を求める考えを示唆し、「常識的な範囲で決まっていく。ともに歩んできた仲間なので、別れても円満かつ友好的にやることが大事だ」「お金をめぐって内ゲバをするようなことがあれば、国民から見放される。そんなことをするなら全額国庫に返した方がいい」と語った。
2014年に解党したみんなの党は、残余金約8臆2600万円を国庫に返納している。
「合流組には政治資金に精通する“大物議員”もいる」…誰だか分かりますね。
「民由合併」の時にも、「政治資金」の行方が問題になりましたね。
当時も“不自然”な流れでやみくもになったような…
小沢一郎にはいつも“不自然”なお金の流れがついて回っています。
結局、いつも“秘書”が不自然な自殺を遂げたり、行方不明になったり、逮捕されたりといった具合で小沢氏本人は涼しい顔をしております。
日本一、ドス黒い政治家でしょうね。
有権者の皆さん、「国民の生活、安全」を考えない政党や政治家には絶対に投票しないでください。私たち(日本国民)の子供、孫たちのための国造りは、私たち有権者の手にあるのを忘れないでください。
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