今日もお立ち寄り有難うございます。
自民党・甘利氏はとうとう中国の思い通りの結果になりましたね。
参考記事:中国共産党「甘利を狙え!」:野党がいまだに「安倍批判」をする理由 - 姥桜
中国が日本の選挙・政治に干渉してくるのは今に始まったことではありませんが、日本の政治は中国に深くコントロールされているように思います。
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産経新聞 令和3(2021)年11月2日
【自民幹事長に茂木外相】
【甘利氏後任 外相は林(芳)氏浮上】
> 岸田文雄首相(自民党総裁)は1日、衆院選の選挙区で敗北し、辞任の意向を固めた甘利明幹事長(72)の後任に茂木敏充外相(66)を充てる方針を固めた。党本部で茂木氏と会談して幹事長就任を打診し、茂木氏は受諾した。4日の総務会で正式に決定する。首相は10日召集の特別国会で第101代首相に指名され、第2次岸田内閣を発足させる予定。
茂木氏の後任の外相には、衆院選の山口3区で当選した林芳正元文部科学相(60)が浮上している。
以下略
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ここの記事の中で「林芳正元文部科学相(60)が`’浮上‘’している」という文言なのですが、実に奇妙に感じます。
「浮上」しているという情報はどこから入ったのでしょうか?
記事を読み進めていっても、林氏が外相になるという根拠みたいな話は一切出てきませんでした。
不思議に思い、ヤフー記事でも調べてみても、各社とも「浮上している」にとどまり、どこから得た情報なのかは書かれていませんでした。
こんないい加減で、奇妙な情報を「世論づくり」のために流すのは今に始まったことはありません。
昔から、このような‘’奇妙‘’な世論は「中国がらみ(中国に都合がいいように)」の時なんです。
「日中国交正常化」の時もそうですが…
「天安門事件」の時にも、‘’奇妙‘’な副音声があり、「天皇訪中(天皇の政治利用)」がなされたことがありました。
宮澤喜一内閣の時でした。宮澤喜一を首相にしたのは小沢一郎で、中国からの依頼で「天皇の政治利用(天皇訪中)」をさせたのは、金丸、竹下、小沢の「コンチクショ―」といわれた政治家達でした。
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参考記事:天安門事件から32年:中共と利権議員に利用された「天皇訪中」 - 姥桜
参考記事:天安門事件で、加害者の中共に救いの手を差し伸べた日本の政治家達 - 姥桜
次に「村山談話」が出された時にも、‘’奇妙‘’な副音声によりほとんどの国会議員が留守になっている隙に決定されました。
この時仕切っていたのは、土井たか子でした。
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参考記事:怪しげな「村山談話」が、中韓の「恐喝外交」を促進させた - 姥桜
林氏は、参議院議員から衆議院議員に鞍替えしたばかりの議員ですが、なぜ、「林芳正」氏の名前が浮上したのでしょうか?
しかも出所が不明で「浮上」とだけが飛び交っているのです。
どうも変だな…と思っていて調べてみたら…
「中華人民共和国駐中日本国大使館HP」の記事を見つけました。
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李源潮政治局委員、林芳正日中友好議連事務局長と会見 - 中華人民共和国駐日本国大使館
汪洋氏,日中友好議連代表団と会見 「一帯一路」の互恵協力強調 - 中華人民共和国駐日本国大使館
今は、中国にとってはとても敏感な時期です。
米中覇権争いの中、人権問題などで孤立化してきています。
来年には「北京冬季オリンピック開催」がありますが、欧米ではボイコットをすべきという議論も出ています。
面子が命の中国にとって、なんとしてでも日本を取り込みたいところです。
そこで、外相に「親中派の林芳正」氏を置けば、中国にとっては願ったり叶ったりですね。
だから「外相に林芳正氏浮上」という既成事実を作り上げているというわけなのか…。
悲しいことに、日本の政治は今までずっと中国共産党の思い通りに動いてきた経緯があります…。岸田首相の懸命なご判断を祈るばかりです。
さて、ここでまたまた不可解な内容の記事を見つけました。
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ハンギョレ 2021.11.3
岸田首相の最側近、林元文科相が外相に起用されれば韓日関係は?(ハンギョレ新聞) - Yahoo!ニュース
>自民党幹事長に起用される茂木敏充外相の後任として林芳正元文部科学相(60)が有力視されている。岸田文雄首相率いる穏健派派閥「宏池会」のナンバー2とされる人物だ。
(中略)
文部科学相と防衛相を歴任した林氏は、韓国や中国など周辺国との関係を重要とする「宏池会」の伝統を忠実に受け継いでいる人物とされる。彼は月刊誌「文藝春秋」11月号のインタビューで、日本が米国と手を携えて対抗しなければならないという人が増えているという指摘に対し、「(中国に対して)単純な強硬姿勢だけでは巧くいかないだろう」とし、「日本と中国の経済は切っても切れないほど絡み合っている。一般的な貿易と経済安保の線引きが重要になってくる」と強調した。林氏は日中友好議員連盟の会長を務めている。
こうした脈絡から、林氏が外相に起用されれば、行き詰っている韓日関係を変えるきっかけになるという期待の声が上がっている。日本軍「慰安婦」、強制動員被害者問題など歴史問題の早期解決は難しいかもしれないが、駐日韓国大使との面会など対話の糸口を見つける可能性もあるとみられている。林氏はキム・ブギョム首相やウォン・ヒリョン前済州知事など、韓国の政治家たちとも長い間交流してきたという。これに先立ち岸田首相は衆院小選挙区で落選し辞意を表明した甘利明幹事長の後任に茂木現外相を任命することにした。
この記事では、「宏池会」は「親韓、親中派閥」だといって、林氏に期待を寄せていますが、中国や韓国に優しくない岸田首相も「岸田派=宏池会」なんですけどね。
なので、「宏池会」だからといって林氏が韓国に甘い顔をすると期待するのはあまりにも幼稚な考えです。
林氏は「日中友好議員連盟の会長」で「中国とは仲良く…」という考えだそうですが、それがなぜ「韓国とも仲良く」になると期待するのか?その根拠が示されていません。韓国は中国の一部の国だったのか?
そもそも、韓国は「ディスカウント・ジャパン」で、日本が大嫌いで不買運動やら日本由来のものはすべて排除しようとしているお国柄。
だから、韓国は日本と喧嘩別れ状態が一番理想なわけですよ。
なのに、なぜ「関係改善」を期待するのか?
韓国って、世にも珍しい支離滅裂精神異常の国だと思いませんか…
それにしても、林芳正氏は外相には向いていませんね。
言っていることが、福田康夫元首相と全く同じで中国の腹話術師に成り下がっています。
参考記事:中露艦艇日本ほぼ1周&反撃する岸田首相に中国が❝腹話術❞を使って牽制 - 姥桜
世の中の殿方には、中国に出張される際にはくれぐれも中国人美女にはお気をつけくださいませ。福田元首相や林氏のように‘’腹話術師‘’として一生こき使われるやもしれませんから。
最後までお読みくださいまして有難うございます。
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